ザポリージャ方面で、ウクライナ軍が「優勢」だそうです。
ロシア軍が何重にも敷いてる防衛線の、一部を突破したそうです。
ウクライナ軍は、今まで温存してた精鋭部隊を投入したんだそうな。
アメリカの勧告を受け入れて、兵力を集中させることにしたんだそうな。
それで、やっと「優勢」になった模様。
すると早速、イギリス国防省の「分析」発表です。
「今後、ロシア軍は攻勢に出てくるかもしれない」
単純に言えば、ウクライナが「戦争に勝つ」方法は二つありますね?
一つは「戦闘に勝つ」ことで「戦争に勝つ」こと。
もう一つは「戦闘で負ける」ことによって「戦争に勝つ」こと。
どちらを選ぶにしても、その「手段」は一つってもんでしょう?
「ロシア軍の防衛線を突破してみせる」こと。
「戦闘で勝つ」ことを考えるなら、「防衛を決めこむロシア軍」を突破しないと、話になりませんね?
そのためには、「敵の兵力」を上回る兵力で攻めるべきです。
ロシア軍は、東西に長く延びた「防衛線」に兵力を分散してますから。
ウクライナ軍は、どこであれ、少ない兵力を一点に集中して、一気に攻撃に出るべきです。
「戦闘で負ける」ことを考えるなら、やはり「ロシア軍の防衛線」を突破しないと始まりません。
危機感を覚えたロシアが、兵力を増強して「反撃に出る」ように仕向けなければ。
というわけで、兵力の全投入、一点集中は、この戦争では「戦争に勝つ」ための鉄則ってもの。
なのに、それを今ごろ?
反攻開始からの3ヵ月間。
ウクライナ軍は「小競り合い」程度の攻撃をするのみで、兵力の温存を計ってました。
きっとウクライナ軍は、全兵力の一点集中で「負けた」ら、「すべて終わりだ」と考えてたんでしょうね。
つまり「戦闘でもって勝つ」ことしか、頭になかったんじゃないですかね?
今までも、これからも、とにかく「小競り合いを続ける」のであれば、また違う「戦略」と言えます。
しかし、ここにきて「温存兵力の投入」で、「一点集中」による「敵陣の突破」です。
これは、何を考えての「行動変化」でしょうか?
まさか「ケツ」が迫ってきたので、「どうせ、勝たなければ、終わりなんだ」と思ってのこと?
それとも「もう一つ」をようやく理解しましたかね?
もちろん、例のごとくイギリス国防省は「ロシアをあおる」情報を流すわけですね?
とはいえプーチンは、ロシア国民が何を思おうと、姿勢を変えずにギリギリまで「ガマン」でしょうね。
あと2ヵ月ぐらいですか?「戦闘」が気候的に可能なのは。
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