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日記一覧

○「現実に起こったこと」をなぞる「広義のパロディ」なら、起こったあとで展開を真似ればいいだけのこと。今回の「新型コロナ騒動」も、いずれ誰かがネタに使うでしょうよ。とはいえ「ウィルスの設定」が嫌われるかな?「直接的な接触感染で、感染したら必ず

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○出来合いのストーリーやシチュエーションを「おもしろおかしくアレンジすること」が、パロディの本来的な意味ではありません。「広義」では、それもパロディに含まれますが、文学の専門用語で言う「狭義のパロディ」とは、「途中でおかしくなる。どんどんお

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○尾張時代の信長は、守護の斯波義銀から「実権を奪った」んだとさ。そして利用価値がなくなると、義銀を「追放」しちゃったんだって。次に信長は、天下取りの第一歩として「上洛を果たす」と、将軍の足利義昭から「実権を奪った」んだとさ。そして利用価値が

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○太田牛一の『信長公記』は、「桶狭間合戦」を「天文二十一年のこと」としています。天文の次の弘治年間に「今川義元が存命」なのは『言継卿記』にも書いてありますし、さまざまな手紙史料から、実際には「永禄三年のこと」だと確認されているようです。牛一

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○平安時代の国司、鎌倉時代の守護、室町時代の守護大名、これらを「都道府県知事」のように考えてしまうんですよね。実際は「都道府県民」にあたる主権者です。現代民主主義の日本でも、国民は三種の選挙権を持っています。衆議院と参議院の国政選挙、都道府

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○戦国ゲームの初期設定は、各地の戦国大名が「群雄割拠」する状態。無論フィクションなので、どんな「設定」も自由です。「日本がバラバラ」から「統一する」のに理屈は不要。けれど「歴史」を考えるなら、そこに「なぜ」の理解が必要です。でも、なぜだか「

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○豊臣秀吉の「子飼い」と言われる家来に、加藤清正と福島正則がいます。わかりやすく、この二人を例にとります。どちらも少年期に「小姓」として秀吉に仕えて、やがて「城主」になるという経歴。そして関ヶ原戦の恩賞によって、二人とも「国主」になりました

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○江戸時代の藩主には「譜代大名と外様大名」の別があります。私がまだ学生だった「昭和のころ」には、「関ヶ原合戦の以前に徳川家の家来になった者が譜代大名で、関ヶ原以降に家来になった者が外様大名」という説明でした。今でも変わらないんでしょうね。だ

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○「尾張国の半分ぐらい」の勢力だった信長が、尾張の全部、隣の美濃と、次第に勢力範囲を広げていきまして、天正十年「本能寺の変」のころには、東は群馬県の一部、西は鳥取県から岡山県のラインまでと、広大な領域に成長していたわけです。ゆえに「信長は最

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○永禄十三年一月の「五箇条の条書」を理解するうえで、重要な「事象」があります。その年の四月一日、各地の「守護大名」が上洛して、義昭の二条御所が完成した「記念の祝宴」に出席しているのです。その顔ぶれを、以下に書いてみましょう。●三木良頼「飛騨

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○君主の権力を「憲法」で制限するのが立憲君主制。封建君主制だと「違う仕組み」で制限します。そんなことも歴史学者は知らないのかなあ、と思っちゃうね。○現代で、殺人事件があって、裁判の結果「死刑判決が確定した」としましょうか。その判決に、行政府

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○時代劇の『大岡越前』や『遠山の金さん』では、町奉行が被告人を前にして、何かと尋問をしたあと、判決を言い渡して終わります。しかし実際は、そういうわけにはいかないんです。町奉行所が「判決文」を作成しますと、まずは老中評定所に提出して、裁定を受

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○「世界最小の独立国家」と言われるバチカン市国。実際は、イタリア国内の自治都市にすぎません。なのに、なぜ「独立国家」と言われるのか。その理由は、ローマ教皇庁が「ホーリールー」という名称で「国連に加盟する独立国家」だからです。ただし、この場合

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○歴史学者は「現代の民主主義」を理解しているんでしょうか?「日本国憲法」によって、国家の主権は「国民にある」となっています。主権在民です。主権者である国民は、国政選挙で「衆議院議員」を選出します。衆議院の第一党が「与党」となって、与党の党首

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○「三日天下」という慣用句がありますね。「本能寺の変」で信長を討った光秀が、わずか半月ほどとは言いながら「一時的に天下を取った」という「理解」から「明智光秀の三日天下」という言葉が生まれて、一般的にも使われるようになっているわけです。しかし

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○謹賀新年です。私が「織田信長の合戦研究」を始めてから、十四年めに入りました。その前に7年間、江戸時代の「赤穂事件」を調べていましたので、歴史に手を出してから二十年にもなりますか。もともと「信長の研究」をする気はなくて、戦国時代に手を出す以

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