mixiユーザー(id:63255256)

日記一覧

○本物の手紙史料だけで読み解く関ヶ原合戦、黒田長政が吉川広家に「裏切り工作を仕掛けている」とされてきた史料。この手紙の文意を正しく理解するためには、文中の「御弓矢此方勝手に罷成」を正しく現代語訳できる必要があります。ポイントが「勝手」の言葉

続きを読む

○本物の手紙史料だけで読み解く関ヶ原合戦、ついに重要な手紙にたどりつきました。黒田長政が吉川広家に裏切り工作を仕掛けたことの根拠史料とされるもの。●六一号一番8月8日「返信」徳川家康「宛」黒田長政●六一号二番8月17日「返信」黒田長政「宛」吉

続きを読む

○本物の手紙史料だけで読み解く関ヶ原合戦、八月八日には清洲城へ戻っている豊臣軍団の先行武将たち。彼らは「前線の状況把握」のため、すぐさま周辺大名に手紙を送ったと見られます。そのころの大坂の状況を見てみましょう。●五五号一番8月4日「差出」毛

続きを読む

○本物の手紙史料だけで読み解く関ヶ原合戦、栃木を出発し、東海道を西進した豊臣軍団の先行武将たちは、八月八日ごろに愛知県の清洲城へ到着しているようです。ここから彼らがどう動いていったのか、わずかな手紙史料で推測します。●六五号8月13日「差出」

続きを読む

○本物の手紙史料だけで読み解く関ヶ原合戦、ここまで分析してきた結果、「八月八日」という日が、一種のエポックとなってきました。いろいろ話が跳んで、あちこちで動きがありますので、一旦、整理しておきます。●六一号一番8月8日「返信」徳川家康「宛」

続きを読む

○本物の手紙史料だけで読み解く関ヶ原合戦、細川忠興が北陸へ行ったかどうかを考えるために、北陸戦の状況を確定しました。残る問題は、前田利長の出陣日。●三三号7月17日「差出」長束、石田、増田、前田「宛」別所吉治●細川家史料8月1日「差出」細川忠

続きを読む

○本物の手紙史料だけで読み解く関ヶ原合戦、細川忠興が「北国を通る」と手紙に書いていたとおりに、本当に北陸へ行ったかどうかを考えるため、前回は「前田利長の北陸戦」を解読しました。「丹後の救援」に出た利長は、石川県内の小松城を包囲封鎖し、次の大

続きを読む

○本物の手紙史料だけで読み解く関ヶ原合戦、細川忠興の「八月中の行動」を詰めるべく、前田利長の北陸戦を確認していきます。実のところ、北陸戦に関連する手紙は三通しかないのですが、それでも「重要な記述」があるんですよね。●細川家史料8月1日「差出

続きを読む