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日記一覧

○本物の手紙史料だけで読み解く関ヶ原合戦、九州の杵築で細川家の家老「松井康之」が、大坂からの「明け渡し命令」を拒絶した八月八日ごろ、主君の細川忠興は、果たしてどこにいたのでしょうか。八月一日付の手紙に「幽斎への援軍となって、北国を通っていく

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○本物の手紙史料だけで読み解く関ヶ原合戦、「細川問題」を丸ごとカットしたことで、定説は、黒田如水の動向も、立花宗茂の動向も、完全に見誤ってきたようです。九州に細川領のあることが、「九州で起こった合戦」に「根本的に関係している」という理解をし

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○本物の手紙史料だけで読み解く関ヶ原合戦、前回までに「八月上旬の九州の状況」を見てきました。そもそも関ヶ原合戦が「天下取りの戦いではない」のならば、九州の大名は「半島出兵の後始末が終わっていない状況につき、外国への防備が第一任務となる」はず

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○本物の手紙史料だけで読み解く関ヶ原合戦、八月四日付五一号二番が「正しくは八月二十日付ではないか」とのご指摘をいただきました。黒田如水が吉川広家に宛てた返書で、何度も取り上げてきた重要な手紙史料です。●五一号二番8月4日「返信」黒田如水「宛

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○本物の手紙史料だけで読み解く関ヶ原合戦、九州の立花宗茂が「出陣した」の問題は、かなり難解なのですが、考えるうえで、一つのヒントがありそうです。●七三号一番8月20日「差出」島津惟新義弘「宛」本田(鹿児島)●七三号二番8月21日「差出」島津惟新

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○本物の手紙史料だけで読み解く関ヶ原合戦、前回は「立花宗茂出陣の謎」に突き当たりました。今回は、これをもう少し詰めてみたいと思います。●七三号一番8月20日「差出」島津惟新義弘「宛」本田(鹿児島)○鹿児島の家老に宛てて、島津義弘が出した七三号

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○本物の手紙史料だけで読み解く関ヶ原合戦、加藤清正が九州を出ることはなかったわけですが、九州から出陣した者もいます。●七三号一番8月20日「差出」島津惟新義弘「宛」本田(鹿児島)○島津義弘が、鹿児島の家老に宛てた手紙。この中に「長宗我部殿は総

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