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2018年11月21日00:13

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本●「ぼぎわんが、来る」

本●「ぼぎわんが、来る」(角川ホラー文庫)
澤村伊智:著

読了。

12月7日に封切りとなる中島哲也監督の新作『来る』の原作本。

得体の知れない凶悪な化け物から、幼いひとり娘を守る若い夫婦と、彼らを助けようとする霊媒姉妹の物語。

と、内容を50文字にまとめると以上となる。
なんだか、面白いような面白くないような、微妙な感じだ。
「霊媒姉妹」というところに、トホホ感がぬぐえない。
といっても、これは私が書いたあらすじの上での話だ。
「ぼぎわんが、来る」は、選考委員全員が絶賛したという第22回日本ホラー小説大賞<大賞>受賞作だ。
このときの選考委員の顔ぶれが、宮部みゆき、綾辻行人、貴志祐介というのだから、面白さは太鼓判。日曜日から読み始めて、めずらしく一気読みだった。

そして、ネットで映画『来る』の予告編を見る。
最恐の化け物に立ち向かう、最強霊媒師の松たか子が拍手もの。
なにしろ、パンシロンだ!!!もとい、パンタロンだ!!!
私のような年寄りには、梶芽衣子の『女囚さそり』に見えてくる。
彼女の頬が「安藤昇」になっているのもグッドだぜ。
松たか子だけでなく、妻夫木聡、小松菜奈、岡田准一、黒木華と、まるでオールスター映画だ。
柴田理恵がちょっとしか出てこないのに、強烈な印象を残す。
原作本にはない、巫女さんが乱舞する、『哭声/コクソン』ばりの爆音除霊会も気になるところ。

映画『来る』は今から楽しみだ。
「ぼぎわんが、来る」に続き、「ずうのめ人形」、「ししりばの家」とシリーズになっている。
年末に予定している鉄道旅行のお伴にしよう。



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