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2018年10月19日21:55

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IMAX版 『2001年宇宙の旅』の意義

先週、国立映画アーカイブで見た70ミリ版に続き、IMAX版『2001年宇宙の旅』を見て来ました。


>70ミリの次はIMAXで!『2001年宇宙の旅』2週間限定上映が本日スタート
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=98&from=diary&id=5337920


濃密な映像と艶のある6ch音声に圧倒された70ミリ版でしたが、国立映画アーカイブでの上映はスクリーンサイズが小さいのが唯一の難点でした。その点、今回のIMAX版はデジタル上映ですが、IMAXの大型スクリーンでの上映となります(スクリーンも、ちゃんと湾曲しています。さすがに146°もないですが)。

本来、シネラマの超大型スクリーンで上映されることを想定して製作された映画なので、この意義は大きいです。

しかも今回のIMAX版上映は、先週の70ミリ版同様、前奏曲・休憩・間奏曲・終曲まで再現されておりました。この情報はどこにも無かったため、嬉しい驚きでした。

スクリーンから4列目という前方側中央で見たため、ほんのわずかですが、デジタル上映特有のドットがやや気になりました(近作でも、sony デジタル4K上映だとほとんど気になりません)。映像の精細さと緻密さは、やはり70ミリ版の方が上です。黒色の再現度もフイルムには敵いません。

音声も、これは上映環境にも寄りますが、高音が少しだけ割れ気味でした。こちらも70ミリ版の方に軍配が上がります。

とはいえIMAXで見られた感動は、やはり大きいものです。
2001年に東劇で見たシネスコ版『新世紀特別版』を大きく上回る感動でした。

★★★★★。

来月リリースされる4K HDR版ブルーレイが楽しみです。

『2001年宇宙の旅』の進化は止まりません。
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