2016年10月15日(土)
『郵便配達は二度ベルを鳴らす』(1946年)
テイ・ガーネット:監督
NHKBSプレミアム【録画】
ヴィスコンティが監督したり、ジャック・ニコルソン主演でも映画化されたりと、有名なタイトルだ。
流れ者の男が、雇われた食堂の女房とできてしまい、邪魔になった旦那を二人で殺してしまうといった内容らしいことぐらいしか知らなかった。
たしかにあらすじはそうだったが、あくまでも中盤までのこと。
中盤から二転三転していく。
古い映画なので、今見ると色々とツッコミどころがあるのだが、けっこう面白く見ることができた。
主演のラナ・ターナーは一見の価値あり。
ところで郵便配達が二度ベルを鳴らすシーンがない、というか郵便配達人が出てこない。
読んだことはないが、ボリス・ヴィアン「北京の秋」と同じようにタイトルと中味がまったく関係ないみたいだ。
オープニングタイトルのバックが、小津安二郎の映画でよく使われているドンゴロスだった。
あれは日本映画独自のものではないみたいだ。
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