文化の伝播と変容、なのかな

先日テレビを見ていると、東南アジアに出店している回転寿司チェーンの紹介がありました。
お国柄の紹介と人気商品など、楽しく見ることができました。
しかし…。
「イカの天ぷらです！」と出てきたのは、どう見てもフリッター。
もう少し上手にできないものかと、思った次第です。
チェーンの回転寿司なので、シャリはロボットが作り、人がネタを乗せていきます。
熟れ寿司、押し寿司、にぎり寿司の流れに、乗せ寿司が加わった感じ。
天ぷらとは…、寿司とは…、など論じるつもりもなく、認めないとか、認めるとか、言うつもりもありません。
日本で回転寿司が登場、寿司ロボットの大幅な進化、それによって安価に提供できるから、寿司を食べる人が増え、裾野が広がってこその寿司ブーム。
流通も保存技術も、大きく変わりました。

本家が、「それは違うよ」と言っても、遠い異国の地で花開いて、変容、進化していけば、洗練された違うものが出来るのでしょう。
フレンチだって、イタリアンだって、ラーメンだって、カレーだって、日本で変容して、逆輸出しているように。
ワールドワイドな食文化の変化を、楽しみたいのです。