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日記一覧

比叡山
2020年12月10日11:08

比叡山比叡山は、京都人にとって守り神のような存在として親しまれている山である。私も京都生まれの京都育ちであるので、そのような感覚を持っている。天皇や京都御所を守護する山と言われてきたが、それはそれとして、私たち京都人にとってそういうことでは

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慈覚大師(その22)
2020年12月10日10:59

慈覚大師(その22)第4章 中尊寺や毛越寺の知られざる部分(その3)第1節 慈覚大師(円仁)と平泉(その3)奥州藤原氏は初代が藤原清衡(きよひら)である。清衡の父は、前九年の役の最後の戦い、現盛岡市でおこなわれた「厨川柵の戦い」で敗れて処刑

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人はなぜ狐に騙されなくなったのか(その6)(3) 岩井國臣の考え(その1) 「日 本人はなぜキツネにだまされなくなったのか」。ここに紹介した理由はそれぞれにもっともだと思う。  しかし,私は,内山節(たかし)の説に深い感銘を覚えており,ここに

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美しい日本の歌(その18)雪やこんこhttps://www.youtube.com/watch?v=aIIuUOl-n8Y

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清水寺の地主神社
2020年12月04日07:11

清水寺の地主神社地主神社には、平安時代に清水寺が創建された時よりはるかに古い信仰の歴史があった。つまり、清水寺の谷筋は、縄文時代からの死者埋葬の地であり、縄文人の祈りがあったのである。大谷本廟から清水寺にかけての尾根筋が「鳥辺山」である。比

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慈覚大師(その21)
2020年12月04日07:02

慈覚大師(その21)第4章 中尊寺や毛越寺の知られざる部分(その2)第1節 慈覚大師(円仁)と平泉(その2)さて、浄土思想とは誰が始めたのか、ということを少し話をしておきたい。一般に、浄土思想といえば、源信や法然や親鸞を思い出すだろう。しか

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人はなぜ狐に騙されなくなったのか(その5)(2) 内山節(たかし)の説(その3)  ところが生命性の歴史は、それ自体としては とらえよ うがない 。だからこの歴史は何かに仮託されなければみえるこ とはないのである。   「神のかたち」は仮託された

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美しい日本の歌(その17)雪の降る街をhttps://www.youtube.com/watch?v=tbk5shjbc-Q

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京都とねね
2020年11月30日10:16

京都とねね私は、秀吉の行った事業について聚楽第や高台寺については、すでに部分的ではあるがすでに書いた。聚楽第: 2017年9月10日http://www.kuniomi.gr.jp/geki/iwai/jyurakudai.pdf高台寺: 2018年8月10日https://www.youtube.com/watch?v

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慈覚大師(その20)
2020年11月30日10:01

慈覚大師(その20)第4章 中尊寺や毛越寺の知られざる部分(その1)第1節 慈覚大師(円仁)と平泉(その1)
まず、中尊寺の公式ホームページをご覧いただきたい。トップページに世界遺産・関山中尊寺と書いてある。http://www.chusonji.or.jp中

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人はなぜ狐に騙されなくなったのか(その4)(2) 内山節(たかし)の説(その2)  村人たちは自分たちの歴史のなかに、知性によってとらえられた歴史があ り、身体にょって受け継がれてきた歴史があり、生命によって引き継がれてきた歴史があるこ とを感じ

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美しい日本の歌(その16)焚き火https://www.youtube.com/watch?v=Jy_RtOJ-uSQ

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鞍馬山
2020年11月26日10:15

鞍馬寺鞍馬寺の高い人気の秘密は、サナート・クラマ縁起や牛若丸伝説に負うところが大きいが、 くわえて「鞍馬の火祭り」、「鞍馬の竹切り会(え)」、「満月祭」などのユニークな祭りのおかげである。 なかでも満月祭は珍しい。虎は鞍馬寺と深い関わり合いが

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慈覚大師(その19)
2020年11月26日09:57

慈覚大師(その19)第3章 立石寺(その7)第7節 聖徳太子の碑立石寺に聖徳太子の碑が建っている。http://www.kuniomi.gr.jp/geki/iwai/syoutokuhi.jpgその謂れは次のとおりである。林越前守政照という人がいる。林越前守政照は天王寺の楽人と伝えられ

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 人はなぜ狐に騙されなくなったのか(その3)(2) 内山節(たかし)の説(その1)   すべてのものを自分の村のなかでつくり変えながら生きていく。そういう生き方をしていた人々にとつては、知 性の継続、身体性の継続、生命性の継続(注: 森岡

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美しい日本の歌(その15)紅葉https://www.youtube.com/watch?v=CwsuMUiztF0

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八瀬や大原
2020年11月21日10:01

八瀬や大原八瀬や大原とは、比叡山の西側の麓・高野川の沿岸地域をいう。この地域は、京都の中でも歴史も古く特別の地域である。大原には、寂光院や三千院などの歴史的な寺院が多くの観光客を集めているし、慈覚大師創建の寺もある。また、京都の風物詩として

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慈覚大師(その18)
2020年11月21日09:51

慈覚大師(その18)第3章 立石寺(その7)第6節 消えずの灯今からおよそ1200年前、天台宗を開いた最澄が、比叡山の山中にお堂を建立し、自ら薬師如来ご本尊を彫り、「明らけく、後の仏の御世までも、光伝えよ法の灯しび」と、心を込めて点灯したの

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人はなぜ狐に騙されなくなったのか(その2)(1) 人々の語る理由    日本では,1965年頃から,人がキツネにだまされたという新しい話が発生しなくなるのだそうだ。私の尊敬する哲学者・内山節(たかし)がそのことを問 題にし,「日本人は

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美しい日本の歌(その14)里の秋https://www.youtube.com/watch?v=h144mLquMFs

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平野神社
2020年11月18日11:05

平野神社 高野新笠の祖神として平城京に祀られていた神祠が今の位置に祀られ、格式の高い、また広大な神社となったのは、今の桓武天皇の意思によるものである。桓武天皇は、高野新笠の一族に大事に育てられ、道教の思想という新知識を身につけていく。その新

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慈覚大師(その17)
2020年11月18日10:55

慈覚大師(その17)第3章 立石寺(その7)第5節 磐司と円仁立石寺の前に磐司と円仁が対面したという「対面岩」というのがある。立石寺創建の折、地元の狩猟民の首領・磐司と対面したのが「対面石」である。磐司は、日本の狩猟民の先祖といわれている伝

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 人はなぜ狐に騙されなくなったのか(その1)はじめに「木遣りを歌う狐」というむかし話があります。これなどは「化かすといえば化している」のですが、人間に悪いことをするというものでなく、むしろ、人々の生活に潤いを与え、災いから人々を守るとい

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美しい日本の歌(その13)赤とんぼhttps://www.youtube.com/watch?v=lLoSvWK9aJ8

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八坂庚申堂
2020年11月15日10:17

八坂庚申堂八坂庚申堂は、法観寺に隣接していることもあって、京都の観光名所になっているが、八坂にあるということもあって、祇園花街の人たちの信仰が厚い。門を入るとすぐのところに、たくさんの「つるし猿」が吊るされている。面白いのは、八坂庚申堂では

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慈覚大師(その16)
2020年11月15日10:06

慈覚大師(その16)第3章 立石寺(その6)第4節 秦氏の活躍第3節の(1)は、黒曜石の道や「山の道」を通じて、多分、諏訪の文化が仙台方面に伝わったのではないかとい観点から述べたものである。それの先導役を務めたのが、物部系の人たち、すなわち

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山の再生(その9)
2020年11月15日09:57

山の再生(その9)木材利用推進中央協議会では次のように言っています。日本は森林資源の豊富な国です。この森林資源は「植える」「育てる」「収穫する」「上手に使う」という森のサイクルのなかで大きな効果を発揮します。
その効果とは、水源涵養、

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美しい日本の歌(その12)ヤシの実https://www.youtube.com/watch?v=zxT7q-AfJy8

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慈覚大師(その15)
2020年11月12日10:59

慈覚大師(その15)第3章 立石寺(その5)第3節 立石寺創建の謂れ(その2)(2)立石寺について立石寺の創建について、寺伝では貞観2年(860年)に清和天皇の勅命で円仁(慈覚大師)が開山したとされている。当寺の創建が平安時代初期(9世紀)にさ

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山の再生(その8)
2020年11月12日10:53

山の再生(その8)「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」という法律というのは、この法律の一般住宅への波及効果も期待していますが、もちろん拘束力はありませんので、波及効果ゼロということなのです。一般の人々は、木造住宅というより非

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