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日記一覧

中国伝統文化(その1)
2016年08月31日11:51

中国伝統文化を考える旅(その1)はじめに(その1)中国の長い歴史の中で「諸子百家」という言葉がある。諸子百家(しょしひゃっか)とは、中国の春秋戦国時代に現れた学者・学派の総称である。「諸子」は孔子、老子、荘子、墨子、孟子、荀子などの人物を指

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シャングリラ(その55)
私は、ひょんなことから中国の雲南省にシャングリラという都市があることを知った。シャングリラは、ヒルトンの 小説「失われた地平線」(2011年9月、河出書房)に出てくる理想郷を意味する地域の名前であるが、もちろん

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シャングリラ(その54) 第4章 ラサ(拉 薩)(その15)第5節 観光開発の候補地(その3)先に述べたように、新たな観光地としては、ラサ市の中心部城関区の近くで、チベット仏教寺院があり、かつ、風光明媚なところで、できれば白銀の山々の眺望でき

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シャングリラ(その53) 第4章 ラサ(拉 薩)(その14)第5節 観光開発の候補地(その2) レティン寺はチベット仏教ゲルク派の寺院。座主はレティン・リンポチェ(英語版)と称する。 レティン・リンポチェ5世のジャムペル・イェーシェーギャルツェ

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シャングリラ(その52) 第4章 ラサ(拉 薩)(その13)第5節 観光開発の候補地(その1)第1節ですでに述べたが、雲南省のシャングリラがそうであるように、理想郷とは、風光明媚であり、そこで信仰心に満ちた祈りの生活が行われているところで、観

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シャングリラ(その51) 第4章 ラサ(拉 薩)(その12)第4節 祈りの風景なぜ、チベット人は何故あれほど信心深いのか? チベット仏教の教えによれば、すべての生きとし生けるものは輪廻転生すると考えられている。輪廻転生とは、一時的に肉体は滅び

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シャングリラ(その50) 第4章 ラサ(拉 薩)(その11)第3節 ラサで見かける僧侶ラサの中心市街地・城関区には、 チベット仏教の代表的な寺院として、 かの有名なポタラ宮の他に、デプン寺、セラ寺、トゥルナン寺、ネチュン寺があり、僧侶の姿を見か

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シャングリラ(その49) 第4章 ラサ(拉 薩)(その10)第2節 ポタラ宮(その6)降りながら、ふと見ると・・・、宮殿と山の接点と言うか・・・・、山の斜面を利用して見事に建造物を建てているんですね。山と一体化したような建物。チベット建築の凄

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シャングリラ(その48) 第4章 ラサ(拉 薩)(その9)第2節 ポタラ宮(その5)3階には他にもポタラ宮で一番古いと言われる石の部屋もありました。7世紀に吐蕃国を築いたソンツェン・ガンボが瞑想をしたと伝えられる部屋です。3階から降りて2階か

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シャングリラ(その47) 第4章 ラサ(拉 薩)(その8)第2節 ポタラ宮(その4)紅宮内には多くの仏像が置かれています。4階にはチベットで2番目に大きいという弥勒仏があり、他にも銀でできた33手観音や聖観音など。千仏堂には文字通り多くの仏像

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シャングリラ(その46) 第4章 ラサ(拉 薩)(その7)第2節 ポタラ宮(その3)白宮はダライ・ラマの生活の場であると同時に政治の場でもありました。写真撮影が禁止なので、絵葉書を使ってまとめます。白宮の3階にある東大殿。ここでは行事や儀式が

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シャングリラ(その45) 第4章 ラサ(拉 薩)(その6)第2節 ポタラ宮(その2)さて、そのポタラ宮の観光については、isekinekoさんという人の素晴らしいホームページがある。http://www.isekineko.jp/tibet-potala.html以下、そのホームページの要点

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シャングリラ(その44) 第4章 ラサ(拉 薩)(その5)第2節 ポタラ宮(その1)雄大なポタラ宮:http://www.kuniomi.gr.jp/geki/iwai/syan405.jpgポタラ宮はラサ市を東西に流れるヤルンツァンポ河のほとり、マルポリの丘の上に建っている。白く高く、

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シャングリラ(その43) 第4章 ラサ(拉 薩)(その4)第1節 概要(その4) 以上、ラサ(拉 薩)の概要説明からやや脇道にそれたかもしれないが、 ラサ(拉 薩)の周辺状況として、西寧、西安、シルクロードのことを知ってもらいたいと思って書いた。チ

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シャングリラ(その42) 第4章 ラサ(拉 薩)(その3)第1節 概要(その3)古代のシルクロードは、上の図では西安から西寧、そして新疆ウィグル自治区を経て、西域に向かう道である。三蔵法師は、そのシルクロードを通ってインドに向かった。多くの経

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シャングリラ(その41) 第4章 ラサ(拉 薩)(その2)第1節 概要(その2) ラサ(拉 薩)は、チベット自治区の省都(自治区首府)である。チベット自治区は、面積が日本の3倍もあり、人口は約300万人。チベット自治区 は、「ラサ市、ナクチュ地

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シャングリラ(その40) 第4章 ラサ(拉 薩)(その1)第1節 概要(その1)私は、第3章の第1節で次のよう述べた。すなわち、『 英語のユートピアとは、理想郷や「無何有郷」も含めて、いろいろな意味で使われているが、理想郷とは、老子や荘子が理

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シャングリラ(その39) 第3章 政治改革・当面の課題(その11)第4節 宗教政策(その2) コロンビア大学のチベットの専門家ロバート·バーネット氏は「中国政府がダライ·ラマ14世の発言を無視し、独自に選んだダライ・ラマを擁立しても、

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シャングリラ(その38) 第3章 政治改革・当面の課題(その10)第4節 宗教政策(その1)チベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマの地位はその死後、生まれ変わりとされる子どもがあとを継ぐ慣習がある。2014年9月26日の定例記者会見で、中国

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シャングリラ(その37) 第3章 政治改革・当面の課題(その9)第3節 チベット問題について(その3) ダライ・ラマ14世は2011年3月、自らの政治的権限を「チベット人が選挙で選ぶ人物」に移譲するよう提案した。ダライ・ラマ14世は、当時75歳で

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シャングリラ(その36) 第3章 政治改革・当面の課題(その8)第3節 チベット問題について(その2) ここでは、現在の「チベット問題」について述べ、当面の政敵課題は何かを考えてみたい。中国における当面の政治課題は、チベット自治区の安定だ。新

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シャングリラ(その35) 第3章 政治改革・当面の課題(その7)第3節 チベット問題について(その1)第1節「概要」で、「チベット問題」について触れた。チベット問題」とは、中国のチベット支配にともなって発生した各種の問題をいう。中国政府とチ

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シャングリラ(その34) 第3章 政治改革・当面の課題(その6)第2節 チベット仏教とは(その2) 2、チベット仏教の価値(その2)それでは、チベット仏教の神秘性についてその実例を紹介しておきたい。これは最近の出来事であり、しかも重要な歴史的

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シャングリラ(その33) 第3章 政治改革・当面の課題(その5)第2節 チベット仏教とは(その2) 2、チベット仏教の価値(その1)チベット仏教と日本の仏教との違いの主要な点は、まず経典の数にある。
チベット仏教のほうがインドに近かった

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シャングリラ(その32) 第3章 政治改革・当面の課題(その4)第2節 チベット仏教とは(その1)1、歴史7世紀前半、吐蕃のソンツェン・ガンポ王(在位:581年 - 649年)がチベット統一を果たすと共に、唐とネパールから嫁いだ2王妃、文成公主とチツン

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シャングリラ(その31) 第3章 政治改革・当面の課題(その3)第1節 概要(その3) 中国の中央政府は、現在、無神論の立場をとって、けっこう厳しいコントロールを行っている。それはそれで良いとして、今後は、民族宗教の保護育成を積極的に行うこと

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シャングリラ(その30) 第3章 政治改革・当面の課題(その2)第1節 概要(その2) 中国のチベット支配にともなって発生した各種の問題を「チベット問題」という。中国政府とチベット亡命政府の間で発生した過去の歴史認識に関してさまざまな議論がな

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シャングリラ(その29)第3章 政治改革・当面の課題(その1)第1節 概要(その1)第1章ではシャングリラについて書いた。シャングリラとは、今では雲南省の都市名になっているが、本来は、理想郷のことである。第1章で述べたように、 松賛林寺.(ソ

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