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日記一覧

熊のことは熊に訊け(その4ヒグマの本質)私などは、吉村昭の小説「羆嵐」などを読んで、ヒグマはモンスターのように恐ろしい野生動物だというイメージを持っていた。しかし、岩井基樹はそうではないという。岩井基樹も、昔は、私と同じようなイメージを持っ

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山地拠点都市構想(その65)第3章 知恵のある国家とは?第2節 教育について2、「勿体ない」の哲学(2)モノ次に、日本工業技術振興協会の超精密技術部会長をしておられた小林昭はその著「モノづくりの哲学」(1993年3月、工業調査会)は、これか

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山地拠点都市構想(その64)第3章 知恵のある国家とは?第2節 教育について2、「勿体ない」の哲学(2)モノまず、「モノ」についての中沢新一の説明を紹介しておきたい。『 狩猟時代の古い日本語をしゃべる人びとに、あなたたちの幸福とはなんですか

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熊のことは熊に訊け(その3安全距離を教える)車が衝突事故に遭わないために安全距離というものがある。それと同じように、ヒグマとヒトが衝突事故に遭わないために、安全距離というものの概念が重要で、岩井基樹はそのことについて次のように述べている。山

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熊のことは熊に訊け(その2わが人生)ウィルダネスの響きに誘われてめざしたアラスカの原野。ラストフロンティアの森には、学び、生きる上での全てが在った。傍らに置いたキャンドルの炎が今にも闇に吸い込まれていきそうな静寂の夜、恐ろしいほどの底のない

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山地拠点都市構想(その63)第3章 知恵のある国家とは?第2節 教育について2、「勿体ない」の哲学私もプラトンがいうように、『 国家は、「知恵」があり、「勇気」があり、「節制」をたもち、「正義」をそなえていなければならない。』・・・と思う。

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当時を振り返って!
2014年12月18日16:54

岩井基樹が「熊のことは熊に訊け」をほぼ書き上げた頃、出版元「つりびと社」の担当者のブログにこんなのがありました。懐かしいので紹介しておきます。http://e-tsuribito-northanglers.blogto.jp/archives/1367679.html

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熊のことは熊に訊け(その1はじめに)「熊のことは熊に訊け」(岩井基樹、2010年、つり人社)から私の注目する記事をこれから逐次紹介していきたいと思います。梅原猛の「人類哲学序説」(岩波新書)、この本は、草木国土悉皆成仏という天台本覚思想に着

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山地拠点都市構想(その62)第3章 知恵のある国家とは?第2節 教育について1、 一般論(4)地域教育 核家族(nuclear family)とは、夫婦とその未婚の子どもからなる家族のことである。わが国では、家族形態の変化の常套句として「核家族化の進展」

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自然との共生
2014年12月17日17:22

https://www.youtube.com/watch?v=q_X7b3e9uqc&feature=youtu.be

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山地拠点都市構想(その61)第3章 知恵のある国家とは?第2節 教育について1、 一般論(3)子供に対する自由放任主義の見直し私はプラトンの哲人政治と違って、ポピュリズム礼賛の立場であるので、やはり国民全体の知的水準が向上していかないといけ

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山地拠点都市構想(その60)第3章 知恵のある国家とは?第2節 教育について1、 一般論(2)青少年に対する個人レッスン古代ギリシャは戦士社会であった。しょっちゅう都市国家同士の戦争があったからである。したがって、国の自由と尊厳を守るために

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山地拠点都市構想(その59)第3章 知恵のある国家とは?第2節 教育について1、 一般論知恵のある国家は知恵のある国民で成り立っている。知恵のある国民を育てるには何といっても教育がもっとも大事だ。教育には、胎児教育、幼児教育、少年教育、青年

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山地拠点都市構想(その57)第3章 知恵のある国家とは?第1節 「奥」の思想5、「間」の思想日本舞踊家で、川口流を創設した川口秀子さんは“間”について「舞踊は、間が基準の芸術であることは言うまでもないが、ただ間に合っているだけでもいけないの

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園田稔さんについて
2014年12月09日10:04

園田稔さんは、京都大学の名誉教授で神道については日本の第一人者です。現在秩父神社の宮司をやっておられます。秩父神社というのは、あの「秩父夜祭り」をやっている神社です。https://www.youtube.com/watch?v=Hk3eNzg1Sls

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山地拠点都市構想(その55)第3章 知恵のある国家とは?第1節 「奥」の思想4、 日本集落の構成原理(園田稔)21世紀に入り近代科学文明の世界化が問題になってきている今日、日本古来の精神文化にふさわしいコミュニティづくりが重要だとする園田稔

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山地拠点都市構想(その54)第3章 知恵のある国家とは?第1節 「奥」の思想4、 日本集落の構成原理(園田稔)歴史と伝統に裏打ちされた陰の「場所」と科学文明に裏打ちされた光の「場所」の組み合わせ、それがこれからの国づくりに求めら れている。私

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山地拠点都市構想(その53)第3章 知恵のある国家とは?第1節 「奥」の思想3、 片岡 智子の「奥の思想」哲学では、宇宙全体(マクロコスモス)の一部でありながら全体と類似したものを小宇宙(ミクロコスモス)ということが多い。人間や芸術作品などで

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山地拠点都市構想(その52)第3章 知恵のある国家とは?第1節 「奥」の思想2、槙文彦の「奥の思想」名著「みえがくれする都市」の中に、槙文彦による、「奥の思想」という論文がある。http://www.suga-architects-office.com/diary/2010/01/post-932.h

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山地拠点都市構想(その51)第3章 知恵のある国家とは?第1節 「奥」の思想1、辺境の哲学では・・・、交流とは何か?  大漢語林によると、「混じり合って流れる」「行ったり来たりする」「系統の違うものが互いに交わり合う」とあるが、都市と農山村

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山地拠点都市構想(その50)第3章 知恵のある国家とは?第1節 「奥」の思想1、辺境の哲学なお、内田樹の「辺境論」というのがある。これについては、次を見ていただきたい。http://www.kuniomi.gr.jp/geki/iwai/jyongu04.html彼は、「辺境論」の中で、

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山地拠点都市構想(その49)第3章 知恵のある国家とは?第1節 「奥」の思想1、辺境の哲学私は先ほど、『 田舎の論理と都市の論理は違う。私は、今までいろんな場で「両頭截断」と言ってきているが、「両義的論理」は、「両頭」、すなわち相異なる二元

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山地拠点都市構想(その48)第3章 知恵のある国家とは?第1節 「奥」の思想1、辺境の哲学 「両頭倶截断一剣器倚天寒(両頭ともに截断して一剣天によってすさまじ)」という禅語を略して「両頭截断」と私はいっているのだが、その意味するところはきわ

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山地拠点都市構想(その47)第3章 知恵のある国家とは?第1節 「奥」の思想1、辺境の哲学山口昌男の『天皇制の文化人類学』(二〇〇〇年・岩波書店)では、次のようなことが指摘されている。すなわち、『 古代日本において、天皇の過剰なダイナミズム

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山地拠点都市構想(その46)第3章 知恵のある国家とは?第1節 「奥」の思想「奥」の空間というのは、ひとつの「シニフィエ」であって、「自然の霊力」というか「宇宙の不思議な力」を感じることのできる特殊な空間である。つまり、「奥」の空間というの

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山地拠点都市構想(その45)第3章 知恵のある国家とは?私は、 「御霊信仰哲学に向けて」という論文の「おわりに」次のように述べた。すなわち、『 プラトンは、軍人に対し国家が行う特別の教育の他に、軍人になる人の生来の素質とか一般の的な青少年教

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山地拠点都市構想(その44)第2章 自然の再認識第4節 「自然の原理」とは?なお、上記の論考は、「将来の世界構造」という私の一連の「あとがき」である。「将来の世界構造」については、次の通りである。http://www.kuniomi.gr.jp/geki/iwai/sekai10.h

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山地拠点都市構想(その43)第2章 自然の再認識第4節 「自然の原理」とは?今「無縁社会」が深刻な問題になってきて いるが、この問題は、「自立」に対する認識が社会全体としてあまりにも希薄すぎる・・・というところからきている。「自立」は、周り

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山地拠点都市構想(その42)第2章 自然の再認識第4節 「自然の原理」とは?(2)共生社会(協和社会)を夢見て!社会構造の問題は、世界構造の問題も含め て、三元論、すなわち「トリニティ論」でないと解けない。心の問題、魂の問題が絡むからだ。物

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山地拠点都市構想(その41)第2章 自然の再認識第4節 「自然の原理」とは?私は、「平和原理」を追い求めている。そしてまた、上述のように、桜井邦朋は「人間原理」が物理学の最新知見にもとづいて言われていることを述べている。「人間原理」は「宇宙

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