mixiユーザー(id:21258650)

2025年04月19日09:53

164 view

【特別編】前田日明のYouTubeにおける問題提起について(6)

フォト

98年10月31日全日本プロレスの日本武道館で小橋健太vs三沢光晴の三冠ヘビー級選手権試合が行なわれた同日、「デスマッチ団体」として舵を切っていた大日本プロレス札幌テイセンホールで凄惨なデスマッチが行われています。

大日本(現在はBJW)認定デスマッチ・ヘビー級選手権試合、王者シャドウWXに本間朋晃が挑戦した一戦。低い天井で知られているテイセンホールの天井の蛍光灯をラダーを使って登った本間が蛍光灯を外すとWXに向けて殴りつけ、WXもこれに応戦して蛍光灯での殴り合い。

場外乱闘でイスの上に有刺鉄線ボードを置いたWXは二階席で本間をパワーボムの要領で担ぎ上げると一階の有刺鉄線ボードの上に本間を叩きつけました。

20分47秒、WXがWXロック(フルネルソン式キャメルクラッチ、維新力のアルカトラズと同じ技)でギブアップ勝ちし、王座初防衛を果たしています。

95年3月にNOWの後継団体として旗揚げした大日本プロレスはケンドー・ナガサキ、谷口裕一、山川征二(竜司)、田尻嘉浩(TAJIRI)らによるオーソドックスなプロレスとルチャ・リブレを軸にし、さらにFMW、W★INGと転戦してきた松永光弘、ミスター・ポーゴ、IWAジャパンを退団した中牧昭二らによるデスマッチ路線を加えてきました。

デスマッチ・ヘビー級王座はこの年の8月に新設されたばかりで8月9日神奈川川崎市新川崎小倉陸橋下広場特設リングで松永とポーゴで高熱ガラス&ファイヤー棺桶デスマッチで初代王座決定戦が行われ、ポーゴが火葬KO勝ちで初代王者になりました。

8月23日大阪・鶴見緑地公園広場特設リングで両者によるリターンマッチが行われ、松永が有刺鉄線バットを使ったW★ING式スリーパーで雪辱を果たし第2代王者となっています。

9月23日後楽園ホールでWXが3WAYボード敗者ワニ葬デスマッチで松永に挑戦、五寸釘ボードへのアバランシュ・ホールドからの体固めでWXが勝ち第3代王者となりました。

初代、2代目王者のポーゴと松永はいづれも大日本プロレス所属ではなくFMW、W★INGで実績のあるデスマッチレジェンドレスラーであり、タイトルに箔をつける為の戴冠でしょう。

プロパー(固有)のレスラー同士によるデスマッチ・ヘビー級王座を巡る闘いの起源はやはり札幌テイセンホールでのWXと本間の一戦と言えます。両者に山川を加えた3選手が「デスマッチ新世代」と呼ばれ激しいデスマッチを展開していきます。

00年にはアメリカ・フィラデルフィアのハードコア団体CZW(コンバット・ゾーン・レスリング)の代表ザンディグを初め外国人のデスマッチファイターが多数襲来、01年3月18日博多スターレーンではワイフビーターのエプロンから場外へのチョークスラムで山川が頭蓋骨骨折という重傷を負い、長期欠場となりました。

大日本プロレスは選手同士仲が良くアットホームな団体で知られており、デスマッチも「信頼し合ってるからこそ、お互いに生命のやり取りが出来る世界観」に基づいており、見せ方の手法は違えど全日本プロレスの四天王プロレスと根本的には同じと結論づけることが出来ます。


4 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2025年04月>
日 月 火 水 木 金 土
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930