81年8月24日(日本時間25日)、ニューヨークMSGにおいて7月20日にノーコンテストで決着がつかなかったアンドレ・ザ・ジャイアントとキラー・カーンがテキサス・デスマッチ時間無制限1本勝負で再戦しています。
試合が荒れることが予想されたことから特別レフェリーにゴリラ・モンスーンとパット・パターソンの二人が起用されました。試合はKカーンがアンドレのウィークポイントである右足首を狙って倒し、レッグブリーカー、さらに上になってのチョーク攻撃と優勢に試合を進めました。
スタンドでもモンゴリアンチョップで痛めつけ、アンドレは両腕をロープに巻きつけて動けなくなってしまいました。しかし、デスマッチにも関わらず、レフェリーのモンスーンとパターソンはブレイクさせ、アンドレの腕を解き再び闘えるようにしました。
「何故だ!」と詰め寄るKカーン、敵に後ろを見せたその時、アンドレが背後から首根っ子を捕まえてカロテッドクラッチから振り向かせてのヘッドバット、ボディスラム、両腕を決めてのかんぬき式フロント・スープレックス、ダウンしたKカーンにアンドレは270Kgに増量した全体重を乗せてのヒッププレス、さらに体重増加と膝への負担からか近年使っていなかったジャイアント・プレスでKカーンは失神。11分22秒、アンドレがKO勝ちし、因縁の一戦に決着をつけました。
Kカーンとの一戦に勝利したアンドレは絶好調で開催中の新日本プロレス「ブラディ・ファイト・シリーズ」に9月4日豊田市体育館から参戦します。
その他、WWFヘビー級王者ボブ・バックランドはドン・ムラコと防衛戦を行い60分時間切れ引き分けとなりました。
ペドロ・モラレスはアンジェロ・モスカに10分45秒、反則勝ち。トニー・アトラスはレックス・ムーンドッグを3分22秒、体固めで破り、リック・マーテルはスポット・ムーンドッグに6分7秒、体固めでフォール勝ち。新日本プロレスの仲介によりMSG初出場となったカネックはカルロス・ホセ・エストラーダを7分17秒、体固めで破りました。
国内では「ブラディ・ファイト・シリーズ」第5戦が8月26日熊本県天草市龍ヶ岳大道フェリー発着場特設リング(観衆2,000人発表)大会が開催されました。
前日の川内市体育館大会を右足首靭帯損傷の為欠場、帰京して診察をうけた猪木でしたが骨に異常なしとのことから当日朝の飛行機で熊本入りし強行出場。メインイベントでタイガー戸口&木村健吾とトリオを結成しディック・マードック&上田馬之助&バッドニュース・アレン組と6人タッグマッチで対戦。
1本目は8分26秒、日本組の反則勝ち。2本目は3分34秒、猪木が上田を体固めで破り、反則含みながら2−0のストレートで猪木&戸口&木村健組が勝利を飾りました。
セミファイナルは坂口征二とスタン・ハンセンのシングルマッチ45分1本勝負、4分2秒、体固めでハンセンの勝利。
セミ前が藤波辰巳とジム・ドゥーガンのシングルマッチ30分1本勝負で5分42秒、藤波が回転エビ固めでフォール勝ち。長州力はピート・ロバーツを7分44秒、体固めで降しました。
エル・ソリタリオはジョージ高野に6分30秒、体固めでフォール勝ちし、タイガーマスク&星野勘太郎組vsブラソ・デ・オロ&ブラソ・デ・プラタ組のロス・ブラソスの一戦は13分35秒、タイガーマスクがオロを体固め。
剛竜馬&藤原喜明組vs永源遙&荒川真組のタッグマッチ20分1本勝負は15分44秒、両チームリングアウトの引き分けに終わりました。
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