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2022年12月11日20:48

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ストロング小林さん追悼(339)

78年1月23日、ニューヨーク・MSGの定期戦に初出場でいきなり復活したWWWFジュニア・ヘビー級王座決定戦に出場が決定した藤波辰巳がメキシコからアメリカ入り。

フロリダのカール・ゴッチの元で最終調整を図りながら、1月13日(日本時間14日)、ロサンゼルス・オリンピック・オーデトリアムに登場。新日本プロレスのリングでもお馴染みの実力者ビクター・リベラとシングルマッチ20分1本勝負で対戦し時間切れ引き分けとなりました。

藤波はメインイベントのロス地区新春恒例のヘビー級バトルロイヤル(18人参加)にも出場。

その他の出場選手はコロソ・コロセッティ、ジョニー・リベラ、ドクター・ヒロ・オオタ(ヤス・フジイ)、エル・サリオン、ビクター・リベラ、マスクド・カナディアン(ロディ・パイパー)、リック・マグロー、ドン・デヌーチ、ディーン・ホー、ブッチャー・ブラニガン、アンドレ・ザ・ジャイアント、ロン・バス、ムーンドッグ・ロニー・メーン、エル・ゴリアス、ブラック・ゴールドマン、チャボ・ゲレロ、ヘクター・ゲレロ。

藤波は3番目にオーバーザ・トップロープで無念のリタイア、「正月バトル男」アンドレも9人がかりで押さえ込まれて返せず退場、決勝はビクターを破ったヘクターが優勝を飾りました。

さて、78年新日本プロレス「新春黄金シリーズ」は上田馬之助の参戦により闘いがヒートアップ。第8戦、1月15日、大阪・堺市金岡体育館(観衆2,500人発表)大会。

メインイベントは猪木&坂口征二組の黄金コンビがジェリー・ブラウン&バディ・ロバーツ組のハリウッド・ブロンドスと対戦。

このカードといえば、75年8月1日、ロサンゼルス・オリンピック・オーデトリアムで当時の北米タッグ王者チームだった猪木&坂口組にHブロンドスが挑戦、かつて国際プロレスに来日したブロンド・ボンバーズ時代を考えると猪木&坂口組の楽勝防衛が予想されましたが、いざ試合開始のゴングが鳴るやHブロンドスが黄金コンビを翻弄、1−1からノーコンテストになりましたが内容では猪木&坂口組の完敗に終わるという衝撃的結果に終わりました。

タイトルはカリフォルニア州アスレチックコミッショナー預りとなり日本で王座決定戦が行われることに。しかしながら猪木が左膝蜂窩織炎の為、新日本プロレス旗揚げ以来初となる4週間に及ぶ長期欠場。代打として国際プロレス時代にHブロンドスと対戦経験のあるストロング小林が「闘魂シリーズ」9月22日、愛知県体育館での王座決定戦に坂口と組んで出場しましたが、S小林が2フォール奪われる惨敗で北米タッグ王座はHブロンドスの手に。

10月2日、復帰を果たした猪木が坂口と組んでHブロンドスを2−1で破り、2か月ぶりに王座奪回を果たしましたが、やっと勝った感じでHブロンドスの強さが目立ちました。

次にHブロンドスが来日した76年5〜6月の「ゴールデン・ファイト・シリーズ」では北米タッグ王座は坂口&S小林組に移っており、6月4日、札幌中島スポーツセンターでのタイトル戦では1−1から両チームリングアウトでしたが、その後の地方大会ではHブロンドスのフォール負けは増加しており、ポジションが下がった感じでした。

今シリーズのHブロンドスは完全にタイガー・ジェット・シンと上田馬之助の引き立て役に終始することになり、勿体ない使い方をしたと思います。

堺大会メインイベントは1本目は16分44秒、坂口とJブラウンが両者リングアウトとなり1−1。決勝の2本目は2分20秒、猪木がJブラウンを体固めで破り2−1で猪木&坂口組が勝利を飾りました。

セミファイナルは山本小鉄とシンのシングルマッチ45分1本勝負。今シリーズの小鉄はマクガイヤー・ブラザーズ要因で試合に出ていることが多いですが、シングルのセミは久しぶり。6分17秒、シンが体固めでフォール勝ち。

長州力が前々日の1月13日、岡山武道館大会での猪木と組んでシン&上田組と対戦した際、場外で上田にビール瓶で頭部を殴られており、新日本プロレス側からはリリースはありませんでしたがこの日の試合記録は見つからず、長州の代打で小鉄がシンと対戦した可能性アリです。

ストロング小林は木戸修と組んでベニー&ビリーのマクガイヤー・ブラザーズと2度目の対戦、3分12秒、ベニーが木戸を体固めで圧殺しています。上田は永源遙とシングルで対戦し5分31秒、反則負け。星野勘太郎はサイレント・マクニーを6分2秒、逆エビ固めでギブアップさせました。

バッファロー・アレンは藤原喜明を8分37秒、腕ひしぎ逆十字固めでギブアップさせて負け知らず。

第9戦は1月16日、広島県福山市体育館(観衆3,000人満員発表)大会。

メインイベントは猪木&木戸組がシン&Jブラウン組と対戦。1本目は13分26秒、シンが木戸を体固め、2本目は4分21秒、猪木がシンに反則勝ち、決勝の3本目は3分2秒、猪木がJブラウンを体固めで破り、2−1で猪木&木戸組に軍配が上がりました。

S小林はセミファイナルで上田とシングルマッチ45分1本勝負で対戦、5分2秒、両者リングアウトの引き分けに終わりました。

坂口はBロバーツを8分8秒、片エビ固めで降し、ベニー&ビリーのマクガイヤー・ブラザーズは長州&星野組と対戦、4分17秒、ベニーが星野を体固めで圧殺。

木村健吾はマクニーを8分30秒、逆エビ固めで破り、永源と藤原の一戦は18分53秒、回転エビ固めで永源が勝利。器用な一面を見せています。アレンは荒川真(ドン)を9分19秒、体固めで降しています。

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