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2020年11月26日22:46

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ありがとう!横浜文化体育館(79)

プロレスリング・ノアは三沢光晴以下全日本プロレスの元所属選手がほとんど集結しており、四天王プロレスに熱狂していた全日本プロレスのファンがそのまま移行、新団体としては順調過ぎる程の船出をしています。

00年12月23日には有明コロシアムに12,000人発表の大観衆を集めてビッグマッチを開催。メインイベントでは小橋建太が秋山準をバーニング・ハンマーで撃破、三沢はベイダーをランニング・エルボーで破りました。新日本プロレスを解雇され、新団体ZERO1の旗揚げに動いていた橋本真也がノアのリングに参戦、大森隆男を垂直落下式DDTでフォールしています。また、三沢全日本に練習生として入団しノアに移籍したアマレス国体優勝者で五輪代表候補だった杉浦貴(当時30歳)が有コロ大会でデビュー。

翌01年1月13日、大阪府立体育会館に橋本が再登場、アレクサンダー大塚と組んで三沢&小川良成組と対戦、三沢がアレクをタイガードライバーからのエビ固めで降しました。

1月18日、後楽園ホール大会を最後に小橋が全日本時代より痛めていた両膝の手術に踏み切ることになり、戦線離脱し長期欠場に入っています。2月には新日本プロレスを退団してからSWS→フリー→UWFインターナショナル→キングダム→高田道場→フリーと団体を渡り歩いて来た佐野巧真(たくま、=直喜、友飛、なおき)がフリーでノアに参戦。(後に所属となる)

橋本のZERO1は3月2日、両国国技館で旗揚げ興行を行い、三沢はバーター出場、秋山とのタッグで橋本&永田裕志(新日本プロレス)組と対戦、橋本に後頭部へのエルボーから投げ捨て式ジャーマンでフォール勝ちを収めています。試合後、挑発の為にリングに入ってきた小川直也に怒りのエルボーを見舞い、これがトリガーとなって大乱闘に。橋本は仕掛け成功としてやったり、笑いを噛み殺して退場。しかし、三沢は簡単には乗ってこず。

リング上で偶発的に発生したハプニングやアクシデントを次のビジネスに繋げようとした橋本は猪木・新日本であり、それをよしとしなかった三沢は馬場・全日本であったと言えます。

01年4月から日本テレビによる「プロレスリング・ノア中継」の地上波放送が開始(関東地区は毎週日曜日深夜1時20分より30分)。全日本プロレス時代ほどではないにしろ、放映権料収入が入って経営は安定。また、旗揚げメンバーだった高山善廣は総合格闘技「PRIDE」参戦の為にフリーとなっています。

団体経営が軌道に乗ってきたところでノアは自前のベルトの作成に着手、GHC(グローバル・オナード・クラウン、地球規模の崇高なる王者)ヘビー級王座を新設、3月18日、ディファ有明から初代王座決定トーナメントが開催され、4月15日、有明コロシアムでの決勝では三沢が高山を降し初代王者となっています。

4月18日、日本武道館で行われたZERO1旗揚げ第2戦でタッグながら三沢と小川直也の対戦が実現、三沢はガチンコに強く頑丈さでは定評のあった力皇猛をパートナーにし、小川直也&村上一成(和成)組と対戦、アマレスで培っていた技術で小川直也をグラウンドの攻防で完封してみせました。試合は6分40秒、三沢が村上をバックドロップホールドでフォールしましたが、三沢とZERO1の絡みはここでピリオドを打ちました。(団体間の交流は継続された)

ノア2度目の横浜文化体育館大会は01年5月25日、「Navigation with Breeze」(テレビ収録、観衆3,900人発表)最終戦として開催されました。

ノア活性化の為に決起した秋山率いる反対制ユニット、スターネスと下剋上宣言を果たした森嶋猛&力皇、それに2人の考えに同調しサポート役に廻ったフリー(その後入団)の齋藤彰俊の軍団のシングル三番勝負。当初、このシングル三番勝負はセミ前の3試合として行われる予定でしたが、5月21日の旭川大会で森嶋が三沢にメインイベントでやらせて欲しいと直訴、試合順が変更になっています。

メインイベントでは秋山が森嶋と対戦、森嶋は決意の現れかスキンヘッドにして登場、場外での喉輪落としなど秋山を追い込んでいきましたが、秋山は垂直落下式エクスプロイダーから17分34秒、フロントネックロックでギブアップ勝ちを収めています。

セミファイナルはスターネス、泉田純と力皇が対戦、大相撲出身同士らしく、小細工なしに真っ向からガンガンぶつかり合う攻防となりましたが、19分21秒、力皇がラリアットからの片エビ固めで勝利。スターネス、志賀賢太郎と彰俊の対戦は13分25秒、彰俊が新兵器デスブランド(スコット・スタイナーのSSDのような変型ドライバー)からの片エビ固めでフォール勝ち。

なお、メイン終了後の乱闘で考え方の相違から彰俊が森嶋に怒りのキックをお見舞いして訣別、彰俊はスターネス入りし今後は秋山と共闘していくことに。森嶋と力皇は「WILD�供廚箸靴藤何佑世韻覇�っていくことを表明しています。

当初、メイン予定だった三沢&佐野組と大森&浅子覚組は12分43秒、佐野が高角度パワーボムからのエビ固めで浅子をフォールし三沢&佐野組の完勝。

横浜文体大会の1週間前の5月18日、札幌・北海道立総合体育センターで三沢のGHCヘビー級王座に挑戦し、新技「俺が田上だ」(変型喉輪落とし)を見せたものの、三沢のエメラルド・フロウジョンに敗れ、王座奪取に失敗した田上明は本田多聞と組んで、ベイダー&スコーピオ組と対戦。4分58秒、ベイダーのチョークスラムからのビッグバン・クラッシュからの体固めに本田がフォールを奪われて敗退してしまいました。

小川良成&杉浦組vs池田大輔&丸藤正道組は17分2秒、大ちゃんボンバーからの片エビ固めで池田が杉浦を倒し、新ファミリー軍団対新悪役商会、ラッシャー木村&百田光雄&川畑輝鎮(フリー、後に所属となる)組と永源遙&菊地毅&金丸義信組の6人タッグマッチは9分47秒、菊地がサムソンクラッチによるエビ固めで川畑からフォール勝ち。

第1試合の橋誠と小林健太(KENTA)のシングルマッチ、同じ全日本プロレスから移籍して来た若手陣の中で森嶋、力皇に遅れを取ってしまった感の強い橋はジレンマと戦っていましたが、この日は9分47秒、リバースDDTからの片エビ固めで小林を破っています。

横浜文体大会から2日後の5月27日、ノアを退団してフリーとなった高山が横浜アリーナで開催された「PRIDE14」で総合格闘技初戦を行い、同じプロレスから総合格闘技に参戦していた元新日本プロレスの野獣・藤田和之(猪木事務所)と対戦しています。(1R10分、2、3ラウンド各5分のPRIDEルール)

プロレスラー同士の闘いとあって互いに逃げない壮絶なシバキ合いとなりましたが、1年半前に総合デビューしていた藤田が経験値で勝り、2R2分18秒、肩固めによるレフェリーストップ勝ちで高山は惜敗しましたが、プロレスラーの意地を見せて最後までギブアップすることはしませんでした。
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