85年「激震!サンダー・ウォーズ」第10戦は5月27日、神奈川・川崎市能満寺バス停特設リング(観衆2,500人満員発表)大会。
メインイベントは長州力&キラー・カーン&谷津嘉章組がタイガー・ジェット・シン&テリー・ゴディ&マリオ・ミラノ組と激突。ジャパン現有戦力最強トリオとヒールサイド外国人最強トリオの一戦となりましたが、7分55秒、長州がミラノをリキラリアットからの体固めで降し、ジャパン軍の完勝に終わりました。
セミファイナルでは馬場&鶴田&天龍組の全日本最強トリオが実現。地方のノーテレビの屋外会場でこのトリオがあっさり実現してしまうところが当時の全日本プロレスの陣容充実ぶりを見せています。
全日本最強トリオはラッシャー木村&鶴見五郎&剛竜馬組の国際血盟軍と対戦、10分55秒、鶴田がバックドロップからの体固めで剛をフォール。こちらも圧勝となりました。
セミ前はアニマル浜口&保永昇男vsダイナマイト・キッド&デービーボーイ・スミス組の一戦、8分54秒、スミスが保永を雪崩式オクラホマ・スタンピートからの体固めで破り、ブリティッシュ・ブルドッグスの勝ち。
前日の熊谷大会に続いて阿修羅・原が登場、栗栖正伸にゴング前からの奇襲攻撃を見せて33秒、ヒットマン・ラリアットからの体固めでまたも秒殺勝利。原は迷彩柄のタンクトップを上半身に着用してさながら映画の「ランボー」状態。
原はこの試合の後、またもや忽然とファンの前から消えました。今シリーズ参戦は5月19日の網走、26日の熊谷とこの日の3大会のみ。定期参戦か、そうでないかもわからず、次にファンの前に姿を現すのはいつのことか…?
石川敬士とカナディアン・ルイスのシングルマッチは5分52秒、サソリ固めで石川がギブアップ勝ち。
全日本対国際血盟軍、タイガーマスク&川田利明組と高杉正彦&アポロ菅原組は9分43秒、タイガーマスクがウルトラ・タイガードロップ(コーナーポスト最上段から前転してのリング内へのトペ・コンヒーロ)からの体固めで全日本では「先輩マスクマン」だった?高杉を降しました。
全日本対ジャパン、マイティ井上&グラン浜田組vs小林邦昭&新倉史裕組は9分8秒、浜田が新倉をウラカン・ラナ(前方高角度回転エビ固め)で破り全日本軍の勝利。
2月3日、北海道立北見体育センターでのアジア・タッグ王座決定戦以来負傷欠場していたジャパンの寺西勇が約4か月ぶりに復帰。(浜口と組んで石川&渕正伸組と両チームリングアウト)永源遥とのタッグで全日本のグレート小鹿&大熊元司組と対戦。11分32秒、永源が大熊に反則勝ち。
全日本同士の渕vsターザン後藤のシングルマッチは8分59秒、渕が83年8月の凱旋帰国当初よく使っていたカーフ・ブランディングからの体固めでフォール勝ち。同じく全日本同士のロッキー羽田とマジック・ドラゴンのシングルマッチは12分21秒に両者リングアウトの引き分けに終わっています。
第1試合の全日本対ジャパン、百田義浩&百田光雄組の百田兄弟vs仲野信市&笹崎伸司組は11分33秒、義浩が笹崎をエビ固めに丸め込んで百田兄弟に凱歌が上がっています。
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