85年IWGPチャンピオン・シリーズ第3戦は5月12日、福岡県中間市体育館(観衆2,690人発表)大会。
この日はトーナメント公式戦はなく、メインイベントは猪木&藤波組に高野俊二を加えたトリオがキングコング・バンディ&ディック・マードック&アドリアン・アドニス組の強力トリオと激突。
メンバーからして高野俊が負けるかと思いきや、高野俊も福岡県出身であり、地元とあってかよく粘り、25分50秒にアドニスから反則勝ちを拾いました。
セミファイナルでは木村健吾vsアンドレ・ザ・ジャイアント戦が組まれ4分45秒、アンドレがヒッププッシュからの体固めで木村健を圧殺。
坂口&星野勘太郎組vsマスクド・スーパースター&ジミー・スヌーカ組は10分12秒、スヌーカが星野を体固めでスーパースター&スヌーカ組の完勝に終わりました。
ストロング・マシン1号はトニー・セントクレアーと対戦。9分5秒にジャーマン・スープレックスホールドでフォール勝ち。このあたりのフィニッシュを見るとマシン1号は反則を使う訳でもなく、正統派路線に転換しようとしているのが理解出来ます。
ザ・コブラ&小杉俊二組はアイアン・マイク・シャープ&カネック組と対戦、9分36秒、シャープが小杉を体固めに決めてシャープ&カネック組の勝利。
コブラのWWFジュニア・ヘビー級のベルトを狙うヒロ斉藤はエンリケ・ベラとシングルで対戦しましたが、6分53秒に反則負けとなりました。
第4戦、5月13日は藤波の地元、大分県立総合体育館(テレビ収録、観衆3,590人発表)大会。
メインイベントではファン待望の夢のカード、藤波にスヌーカが挑戦したWWFインターナショナル・ヘビー級選手権試合。
試合は中盤までは熱の入った力と技の見応えのある攻防でしたが、途中場外乱闘から両者額から大流血。両者とも出血のダメージが強く、16分21秒に両者レフェリーストップの引き分け。
ドロー裁定に観客から「延長」コールが起きましたが、レフェリーのミスター高橋がマイクを掴み「選手は殺し合いをやってるんじゃない!」と一喝。藤波は6度目の防衛に成功しています。
セミファイナルは猪木&坂口組の黄金コンビがアンドレ・ザ・ジャイアント&マスクド・スーパースター組と対戦、8分4秒、猪木がスーパースターを延髄斬りから体固めで黄金コンビの勝利。
トーナメント1回戦、木村健吾vsディック・マードックは13分59秒、マードックが片エビ固めで貫禄勝ち。2回戦ヘ進出。初出場の木村健は1回戦敗退でした。
高野俊二&星野勘太郎組vsキングコング・バンディ&アドリアン・アドニス組は7分10秒、バンディが高野俊を体固め。
ストロング・マシン1号はこの日から自分の意思でリングネームを「スーパー・ストロング・マシン」に改名しています。改名は即ち、マシン軍団からの訣別を意味しました。
この日はザ・コブラとのマスクマン対決で8分7秒にマシンの反則負けとなっています。
ヒロ斉藤&ブラック・キャット組vsアイアン・マイク・シャープ&トニー・セントクレアー組は13分55秒にシャープがキャットを体固めに決めてシャープ&セントクレアー組の勝利。
ヤングライオン杯優勝&準優勝チームの小杉俊二&山田恵一組はカネック&エンリケ・ベラ組のメキシカンコンビと対戦。まだ力の差は歴然としており7分28秒、ベラが山田を体固めに決めてカネック&ベラ組の完勝に終わりました。
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