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2019年04月28日06:29

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地域再生・イタリアに学ぶ(その5)

地域再生・イタリアに学ぶ(その5)

第1章 まちを変える、ひとが変える(その3)
第2節 伝説のシェフ・イリサール氏(その1)


両親はバスク地方のギプスコア県サン・セバスティアン出身である。父親は建築業を営んでおり、母親の家族はバスク・ペロタの選手向けの宿泊所を営んでいた。かつてスペインの植民地だったキューバの首都ハバナにて、1930年にルイス・イリサールが生まれた。4歳の時にサン・セバスティアンに戻り、16歳の時にマリア・クリスティーナ・ホテルの料理人見習いとなった。フランス・パリのレストラン・ル・ロイヤル・モンソー、イギリス・ロンドンのヒルトン・ホテルなどでも働き、ヒルトン・ホテルでは総料理長を務めた。

37歳だった1967年には、ギプスコア県サラウツにある「ホテル・ユーロマール」附属のホテル学校として、ユーロマール・ホテル学校を開校させた。この学校では料理技術だけではなく、ホテル経営全般を指導している。

そして、63歳になった1992年11月には、サン・セバスティアンにルイス・イリサール料理学校を開校させた 。


サン・セバスティアンにルイス・イリサール料理学校については、上村章文という人の訪問記( http://uemuraakifumi.com/gourmet/6899 )があるので、それを転記させていただく。

ルイス・イリサール料理学校はスペインのバスク地方の美食の街、サン・セバスチャンの旧市街の海に面したビルの一角にあります。この名門料理学校は名シェフのルイス・イリサール氏が、自らの料理技術の若い世代への伝承を目的に設立した料理学校です。イリサール氏はレストランのシェフ個人について修業する、従来の徒弟制による料理技術の伝承では、技術習得に時間がかかり、後の世代に料理技術を広く伝えていくことが出来ないと考え、オープンな教育を行うために1992年にこの料理学校を開校しました。イリサール氏は4年前に引退し、現在は娘さん2人が経営に当たっていますが、イリサール氏も毎日顔を出しているそうです。今回は経営に当たっている娘さんのヴィルヒニア・イリサールVirginia Irizarさんにお話を伺いました。




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