mixiユーザー(id:33884029)

2018年11月18日07:56

93 view

葛城地方

葛城地方


白洲正子は、その著「かくれ里」(1991年4月、講談社)で、葛城地方について、次のように書いている。すなわち、

『 飛鳥は日本のふる里といわれるが、神武天皇以来、いやそれ以前から開けていた葛城地方こそ、大和文化の発祥の地だといえる。ただあまり古すぎて、山と山にまつわる物語しか残っていないのが、飛鳥や山の辺の道ほど人気のわかないゆえんかも知れない。正にそこのところが私の興味をひくのであって、原始のままの風景や信仰ほど、人の想像力をそそるものはない。奇襲や吉野へ往復の途上、えたいの知れぬ魅力にひかれて、何度私は葛城あたりをさまよったことか。そのたびに、満たされぬ思いを抱いて帰ったが、街道筋からちょっと入ったくらいでは、葛城山はその謎めいた姿を現してはくれない。』・・・と。

葛城地方は、白洲正子の言うとおり、えたいの知れぬ魅力のある地域である。そこで白洲正子の「かくれ里」(1991年4月、講談社)にしたがって、私なりに葛城地方のことを書いた。


葛城地方: http://www.kuniomi.gr.jp/geki/iwai/katuragi.pdf


0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する