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2017年10月25日06:51

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沖縄の歴史(その5)

沖縄の歴史(その5)

第2章 縄文時代の琉球人(その3)
第3節 琉球の縄文遺跡


鬼界カルデラの大噴火によって人の住まなくなった琉球ではあったが、日本本土から縄文人がやってきて少なくとも縄文晩期には再び人が住むようになった。その人たちが残した遺跡が沖縄県の縄文遺跡である。

縄文時代晩期(3000年前頃)の東北地方を代表する「亀ケ岡式土器」とみられる土器片が、沖縄県北谷町の米軍返還地にある平安山原B遺跡で出土したと2017年1月24日、同町教育委員会が明らかにした。
北谷町・平安山原B遺跡の南に位置する伊礼原(いれいばる)遺跡からは、縄文時代にアクセサリーとして重宝された、新潟県の糸魚川産の縄文時代晩期の翡翠も別の遺跡から出土。

鬼界カルデラ大噴火によって、一旦は住めなくなった琉球列島ではあったが、縄文晩期から日本本土から移住してきた人たちがいて、琉球の縄文人となった。琉球の縄文人が台湾や中国、あるいは東南アジアの人たちでないことは、すでに述べた通りである。



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