猪木vsチャック・ウェップナー格闘技世界一決定戦第2ラウンド開始。ウェップナーとパンチでの殴り合いにこだわる猪木。
桜井さん「ちょっと猪木君が冷静になってないような気がするんですよねぇ」
ここでサイドリポーターの三浦智和アナからコメントが入りました。
三浦アナ「放送席の舟橋さん、カール・ゴッチがこの為に駆け付けたんですが、猪木のディスタンスが問題だ、距離が問題だと話しております」
観客席で観戦するゴッチの顔がアップにされました。もちろんこの時代、ビジョンは会場にはありません。
舟橋アナ「あのねぇ、三浦さんねぇ、ウェップナーにはアリと闘った時に見せた相手の足を踏んで倒したという、ああいう作戦があるんですよね」
猪木は組み付いてウェップナーを倒しにかかりましたが逆に上になられてしまいパンチの連打を食らってしまいました。
桜井さん「今、馬乗りになって殴りましたですねぇ!」
猪木はアリキック、しかし効かないのか、我慢しているのかウェップナーは倒れない。
桜井さん「ウェップナーはですねぇ、フットワークを使って逃げませんねぇ、しかし猪木君はエキサイトして打ち合いになって一発食らったら危ないですよ」
猪木はまたアリキック、しかしこれはフェイントか?足を取ってダウンを奪い今度は猪木が馬乗り、ウェップナーは懸命にロープへ逃げました。
再び両者スタンドの体勢へ。ウェップナーは猪木をロープに詰めてパンチ連打。ここで第2ラウンド終了、桜井さんの採点は5対5のイーブン。
第3ラウンド、猪木は叫び声を上げながらアリキック、しかし空振り。ウェップナーにロープに詰められてラビットパンチの連打を食らいました。レフェリーはブレイクを命じました。
猪木が左のパンチを当てていきますがボクシングではやはり素人、効きません。猪木はスライディング・レッグシザースで倒しにかかりますが動きを読まれてまた上になられ、パンチ連打を浴びました。
猪木は大きなモーションから廻し蹴り、これも空振り。ウェップナーは猪木をロープに詰めて背中にパンチ、猪木は場外に落ちる。
プロレスの試合ではないので場外でゆっくり呼吸を整えている暇はありません。直ぐにリングに上がると組み付いてからの投げを打ってから袈裟固めへ。しかしグラウンドは3秒しか認められずブレイク。
スタンドの攻防から猪木はインファイトでパンチ。
舟橋アナ「さあ!パンチで応戦するアントニオ猪木、プロレスラーアントニオ猪木がパンチで応戦しています!」
ウェップナーはコーナーに猪木を詰めてパンチ、ボクシングになればコーナーワークはウェップナーの方が遥かに上です。猪木はウェップナーのパンチに目が慣れて来たかグルリと回って両者リング中央へ。
第3ラウンド終了、桜井さんの採点は5対4、猪木が取りました。
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