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2015年04月23日22:33

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ジャンボ鶴田怪物伝説(185)

81年世界最強タッグ決定リーグ戦終盤の天王山は12月9日、札幌中島体育センターでの第12戦(テレビ収録)。観客は8800人発表と超満員。

優勝の行方を左右する注目の2大公式戦が組まれています。

メインでは馬場、鶴田組とブルーザー・ブロディ、ジミー・スヌーカ組が対戦し16分51秒、両チームリングアウトの無得点試合に。

馬場、鶴田組は失点3の9点、ブロディ、スヌーカ組は初失点2で8点。

セミではドリー・ファンク・ジュニア、テリー・ファンクのザ・ファンクスvsハーリー・レイス、ラリー・ヘニング組が実現。

テリーがヘニングにフライング・ボディプレスで勝ちこちらも3失点の9点。レイス、ヘニング組は4点。

夢のシングルマッチは日本初のシングルとなるタイガー・ジェット・シンとザ・シークの一騎討ち。

試合は最初から場外乱闘となり、コーナーに立て掛けた机にシークの額を打ち付けたシンが一早くリングに上がり2分21秒にリングアウト勝ち。

ミシガン州デトロイトやカナダのトロントでは何回も対戦しドル箱カードだったシンとシークですが、向こうではシンがベビーフェイスであり、日本でヒールだったシンがマスコミへの報道を制限していた為、僅かしか日本には伝えられておりませんでした。

大阪での公式戦の時も触れましたがヒールだと同タイプのシンとシークは互いの持ち味を上手く出せず内容は今一つでした。

試合結果は移籍直後だったシンにシークが勝ちを譲った感じです。

第13戦は12月10日、旭川市総合体育館。

メインはブロディ、スヌーカ組とシン、上田馬之助組が対戦、僅か2分26秒で両チームリングアウト。

ブロディ、スヌーカ組は連夜の無得点試合となり失点4の8点と足踏み。

シン、上田組は初戦ファンクスに反則勝ちながら勝利を収め好発進したものの、こちらも失点4の8点。

ちなみに以前、別連載でも書きましたが、このシリーズか先のジャイアント・シリーズのどちらかは不明ですが、

ブロディは控室で全日本に移籍してきたシンに対し「ここのリングで俺より目立ったら、殺してやる」と真顔で脅かしたと言われています。

レイス、ヘニング組vs天龍、原組はレイスがブレーンバスター(バーディカル・スープレックス)から片エビ固めで6点。天龍、原組は0点のまま。

バロン・フォン・ラシク、キラー・カール・クラップ組とグレート小鹿、大熊元司組はラシクがブレーンクローで大熊を体固め。

ラシク、クラップ組はようやく初日を出して2点、小鹿、大熊組も2点。

夢のシングルマッチは鶴田がドリーと30分時間切れ引き分け、テリーはシークに反則勝ち。

馬場とマーク・ルーインは両者リングアウトでした。

第14戦は12月11日、帯広市総合体育館。

メインの公式戦、ファンクスvsラシク、クラップ組はテリーがクラップを首固めに丸め込んで11点でまず優勝に大きな一歩。ラシク、クラップ組は2点。

シン、上田組と天龍、原組はシンがコブラクローで原をフォールし10点とこちらも優勝への望みを残しています。

夢のシングルマッチはレイスがシークに反則勝ち。鶴田はルーインと山梨大会に続いての両者リングアウトでした。

リーグ戦大詰めの第12戦、12月12日、横須賀市総合体育会館でついに波乱の前触れが…。

2日前の12月10日、大阪府立体育会館で終了した新日本プロレスの第2回MSGタッグ・リーグ戦(アンドレ・ザ・ジャイアント、レネ・グレイ組が猪木、藤波組を破って優勝)に参加し、アメリカに帰国したはずのスタン・ハンセンが、外国人係の百田義浩の先導で会場裏の駐車場から外国人側の控室に入っていきました。

慌てて取り囲んだマスコミに対し、ハンセンは「親友フランク(ブロディ)に会いに来ただけだ。大騒ぎしないでくれ。明日(13日)にはアメリカに帰る」と静かにコメントしています。


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