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2026年01月10日07:48

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週プロ流智美あの日あの時予想2025年総括(4)

第375戦、1月29日発売号●【予想】全てはここから始まった、新日本プロレス道場開き(72年新日本プロレス野毛道場)【正解】IWGPの目玉だったはずの旬を逃した夢の対決、アントニオ猪木vsアブドーラ・ザ・ブッチャー(82年1月28日新日本プロレス東京体育館)

【参考】2020年1月29日発売号は●【予想】※今回予想に同じ新日本プロレス道場開き(72年新日本プロレス野毛道場)【正解】猪木が“本来のリズム”で闘った最後の試合アントニオ猪木vsタイガー・ジェット・シン(76年新日本プロレス大阪府立体育会館)※2014年1月29日発売号は「ナニワ・ブラザーズ」対「ヤマハ・ブラザーズ」の壮絶潰し合い!IWA世界タッグ選手権試合、星野勘太郎&山本小鉄組vsマイティ井上&アニマル浜口組(79年国際プロレス勝田市総合体育館)

【予想解説】71年12月、日本プロレス改革の為に立ち上がった猪木でしたが、「会社乗っ取りを企てたクーデター犯」として12月13日、日本プロレスを除名・追放処分とされてしまいました。

猪木と行動を共にしたのは山本小鉄、木戸修、それに猪木の日本プロレス追放・除名処分のあった日、代官山の日本プロレス事務所で「猪木追放万歳」として乾杯をしている選手達の集合写真がありましたが、その中で「隅っこで寂しそうにしていたから声をかけた」(猪木)とされる猪木の付き人だった藤波辰巳にレフェリーのユセフ・トルコ。

猪木は1月13日に「新日本プロレスリング株式会社」を登記、26日には設立記者会見を行い、29日には猪木の自宅を改装して作った道場兼合宿所がオープン、この日道場開きのセレモニーが行われています。

数多く出版されているプロレスの歴史物の書籍の多くにこの日の「鏡割り」の写真が掲載されており、新日本プロレスの船出を象徴するような出来事だったと思います。

猪木は「先ず道場ありき」と道場の大事さを唱え、新婚だった倍賞美津子さんとは代官山のマンションに引っ越して新日本プロレスのストロングスタイルの礎を作ることに着手しました。現在はテレビ朝日の「ビフォーアフター」により新たにリフォームされた綺麗な道場になっていますが、この「野毛道場」から巣立っていったヤングライオンは数知れずです。

【正解解説】新日本プロレス82年新春黄金シリーズ最大のヤマ場は1月28日東京体育館(テレビ収録、観衆9,000人発表)大会。

前年6月の新日本初参戦以来、7か月経ってようやく組まれた感のある猪木vsアブドーラ・ザ・ブッチャーがついにシングルで激突。

前半は地獄突きから山嵐(バックフリップ)とブッチャーが優勢に攻めたてていきます。

ブッチャーのジャンピング・エルボードロップは猪木がカウント2でクリア。

猪木が反撃に転じ、アリキックから延髄斬りの3連発、ブッチャーの動きが制止画像みたくピタリと止まってしまいました。

ブッチャー危うしと見たか、セコンドのバッドニュース・アレンが乱入し猪木を襲撃、14分52秒、猪木の反則勝ちとなっています。

さらに猪木に挑戦表明している士道館空手のハシム・モハメド迄入って来て乱闘となりました。

猪木のスピードのある動きとブッチャーの独特の間合いのあるプロレスとは噛み合わず、内容、結果共に期待外れとなりました。

前81年5月、IWGP参加を表明して新日本プロレスに移籍を果たしたブッチャーでしたが、猪木との対決は盛り上がらぬまま終わりました。

※対戦成績は375戦60勝315敗、勝率160。
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