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2025年01月10日07:16

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週プロ流智美あの日あの時予想2024年総括(4)

第325戦、1月31日発売号●【予想】猪木、自宅マンションの火災で人命救助(76年)【正解】大巨人アンドレに異常な興味を隠さなかった超獣、アンドレ・ザ・ジャイアント&ディック・ザ・ブルーザー組vsブルーザー・ブロディ&ディック・マードック組(80年1月30日※現地時間29日ミズーリ州セントルイス・キール・オーデトリアム)

※参考 2018年1月31日発売号は●【予想】東京プロレス、国際プロレス最後の合同興行、猪木vsジョニー・バレンタイン(67年東京プロレス&国際プロレス仙台・宮城県スポーツセンター)【正解】日本中のマスコミがトップ報道した馬場の死去(99年)この時点での対戦成績は21戦6勝15敗、勝率286。

【予想解説】新日本プロレスの「新春黄金シリーズ」も終盤戦、シリーズ最終戦の2月6日には新日本プロレス初進出となる日本武道館で初のプロレス対柔道異種格闘技戦、ウィリエム・ルスカとの「格闘技世界一決定戦」を控えていた猪木でしたが、前々日の1月29日、大阪府立体育会館でのタイガー・ジェット・シンとのシングルマッチ時間無制限1本勝負で、シンのサーベル攻撃で左眼の下をザックリと切る裂傷を負いました。

1月30、31日はオフで猪木は代官山の自宅マンションで静養をしていましたが、この時にマンションに火災が起きています。この時の記事が76年2月3日付(2日発行)の「東京スポーツ」に掲載されていますので引用してみたいと思います。

「ウィリエム・ルスカとの大勝負(2月6日日本武道館)で話題のアントニオ猪木が火事場で大活躍、渋谷消防署(高橋清志署長)から”感謝状”を受けた。

火事は1月31日午前1時半頃、東京都渋谷区代官山にある『東急代官山タワーマンション6階601号室』会社員FTさん(38)から出火し、Fさん方210�屬里Δ船螢咼鵐哀襦璽爐覆�100�屬鮠討い督嘆个靴拭2亳気裡討気鵑領拏爾暴擦鵑任い燭里�アントニオ猪木、倍賞美津子夫妻。

猪木はこの夜、29日、大阪府立体育会館でのタイガー・ジェット・シンとのデスマッチで受けた顔の傷を浅草の菊屋橋病院(佐藤三蔵院長)で治療。七針も縫って安静にしていた。

ところが突然の火事騒ぎ、しかも火元が隣室とあって怪我も忘れて大奮戦。美津子夫人と共に到着した消防隊を火元に誘導したりFさんの家族を次々に担いで境の壁を乗り越えてテラス沿いに自室へ通し無事避難させた。

『突然、煙が出てきて火事だという騒ぎ。しかも隣のFさんらしい。ドアの方は煙に包まれているし、こいつはいかん、と思ってテラスから壁を乗り越えていった。火事場の馬鹿力というか、傷の痛みも熱があることも忘れてしまったよ』と猪木は語っているが、渋谷消防署では31日午後、高橋署長が猪木宅を訪れて猪木夫妻のお手柄に対し感謝状を贈った。

猪木は『ことは人命に関わることだし、隣人として当然のことをしたまでで、感謝状なんて…』と照れながらもこれを受け『怪我で苦しみ弱気になっていたんですが、いざとなれば自分でも信じられない力がでることがわかった。この自分の力を信じてルスカ戦も頑張る』と怪我を吹っ飛ばしてしまいそうに”気力”のあるところを見せていた」

昭和の時代の話なので個人情報ダダ漏れで火元の隣人も実名が出ていますが、猪木のあまり知られていない「いい話」でもあります。

【正解解説】ブロディが2度目の来日を果たした80年の「新春ジャイアント・シリーズ」中に流さんは月刊プロレスの取材でブロディに初インタビューをしています。

その際、流さんがアンドレに対して振ると、興味深く食らいついてきてアンドレの情報について詳細に聞いてきたといいます。

「アンドレは対戦する度に汗の量が多くなっており、コンディショニング的には今がピークだが私は、まだまだコンディションをベターに出来る」と述べたとのこと。つまりアンドレはこれから下り坂に入るが自分はまだまだ伸びていくと言う意味でした。

ブロディとアンドレは同じ1946年生まれの当時33歳同士ですが、アクロメガリー(先端肥大症)のアンドレは人より早く成長するも早く老います。さらに過食と過度の飲酒でトレーニングはしておらず、体重増加で動きは年々悪くなっていきました。

対するブロディはこの次の3度目の来日となる80年「サマー・アクション・シリーズ」最終戦の8月7日後楽園ホールで鶴田のUNヘビー級王座に挑戦、1−1から両者リングアウトとなりましたが、この時鶴田の怪物的なスタミナに驚き、81年10月の「創立10周年記念ジャイアント・シリーズ」には減量して来日し「ブロディ革命」を宣言しています。

話を80年1月に戻すと「新春ジャイアント・シリーズ」は1月22日長野県諏訪湖スポーツセンターで閉幕、最終戦の諏訪大会でブロディは馬場のPWFヘビー級王座に挑み反則含みながら2−1で敗れ帰国していますが帰国後すぐの1月29日(現地時間、日本時間30日)にNWAの総本山、ミズーリ州セントルイスのキール・オーデトリアムに出場。

全日本プロレスのリングでは一緒のシリーズに来たことはありませんが、後に共に新日本プロレスに移籍し、新日本のリングで対戦することになるマードックとタッグを組み、アンドレ&ブルーザー組と対戦しています。

ブルーザーとはこの時期、NWAセントラルステーツ地区で「ブルーザーvsブルーザー」として絶賛抗争中、試合は17分41秒、没収試合に終わりました。

※対戦成績は325戦56勝269敗、勝率172。
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