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2024年10月14日09:42

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ストロング小林さん追悼最終章(832)

82年新日本プロレス「闘魂シリーズ」最終戦、11月4日蔵前国技館大会は事前のカード変更により前売券、当日券の売上がグーンと伸びて12,000人超満員発表の大観衆を動員。

スタン・ハンセン、アンドレ・ザ・ジャイアント、ハルク・ホーガンがいなくても日本人同士の対戦だけで蔵前がギッシリ超満員となりました。

セミ前のタイガーマスクvs小林邦昭の一戦は小林邦がタイガーマスクの保持するNWA世界ジュニア・ヘビー級、WWFジュニア・ヘビー級の二冠王座に挑戦(60分1本勝負)。10月26日の大阪府立体育会館での因縁を受けて壮絶な喧嘩ファイトとなりましたが、13分40秒、小林邦が再びタイガーマスクのマスクに手をかけて、目の上の部分を引き裂いて反則負けとなりました。

セミファイナルは藤波辰巳のWWFインターナショナル・ヘビー級王座に長州力が挑戦。12分8秒、長州が場外フェンス越しに藤波を投げ捨てて反則負け。藤波は2度目のタイトル防衛を果たしています。

メインイベントは1対3変則タッグマッチ、猪木vsラッシャー木村&アニマル浜口&寺西勇組の国際軍団の時間無制限。9月21日大阪府立体育会館での猪木とR木村の敗者髪切りマッチの流れから、ストロング小林がセコンドにつくかと思っていましたが姿はありませんでした。

ルールは猪木は国際軍団3人全員から勝ちを奪わないと勝利になりませんが、国際軍団は誰か一人が猪木から勝てばその時点で勝利という、猪木には過酷なルールとなりました。

新日本プロレス側では国際軍団の試合中のカットプレーを防ぐ為にメインレフェリーが山本小鉄審判部長、サブレフェリーに柴田勝久、9月の「ブラディ・ファイト・シリーズ」中にメキシコ修行から凱旋帰国した栗栖正伸が入り、3人レフェリー体制を敷くことを発表していました。

猪木は国際軍団のエース、R木村に足4の字固めを決めました。カットに入る浜口、寺西に柴田、栗栖の両サブレフェリーがタックルでこれを防御。

まず軽量の寺西を13分3秒、腕ひしぎ逆十字固めを決めてギブアップさせ、寺西は退場、次いで浜口を9分27秒、延髄斬りからの体固めで退場させました。残るはエースのR木村だけ。しかし10月30日の酒田市営体育館でアレンのイス攻撃で足を負傷した猪木は動きがガタッと悪くなりR木村のラッシング・ラリアットをエプロンで受けてロープに逆さ吊りにされてしまい、4分37秒、リングアウト負け、国際軍団の勝利に終わっています。

次の「第3回MSGタッグ・リーグ戦」では12月10日蔵前国技館で優勝決定戦が行われ、結局はR木村&S小林組、長州&浜口組は出場することなく猪木&ホーガン組とキラー・カーン&タイガー戸口組を破って優勝していますが、観衆は9,500人満員発表と10,000人を切る発表で、全日本プロレスの「世界最強タッグ決定リーグ戦」12月13日蔵前国技館大会の12,500人超満員発表には負けています。

長州、国際軍団、タイガーマスクらは「第3回MSGタッグ・リーグ戦」には出場せず、長州はアマレス出身プロレスラーの大先輩に当たるマサ齋藤を訪ねてニューヨークへ行き、共闘を呼びかけました。

そして、翌83年1月の「新春黄金シリーズ」からM齋藤、長州、Kカーン、小林邦の革命軍、R木村、浜口、寺西の国際軍団と新日本プロレス本隊の3派による軍団抗争がスタートしました。

S小林は82年12月22日放送フジテレビ「銭形平次」(大川橋蔵主演)第835話「鉄の爪」に伊佐吉役で出演。

83年、ストロング金剛に芸名を変え、1月23日放送TBS「Gメン82」第10話「燃えよ!香港少林寺」と続編の1月30日放送第11話「吼えろ!香港少林寺」に巨漢の男役で出演、タレントとして9年ぶりにTBSに登場しました。

同年7月に公開された角川映画、東映洋画配給の薬師丸ひろ子、松田優作主演の「探偵物語」に出演しています。主題歌を薬師丸が歌って大ヒットした作品で原作は赤川次郎、脚本は青春ドラマを数多く手がけた鎌田敏夫、監督は根岸吉太郎。

金剛は暴力団組員岡野(財津一郎)の手下、和田役で出演しています。
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