85年「激震!サンダー・ウォーズ」第13戦、5月31日、松戸市運動公園体育館(テレビ収録、観衆3,200人超満員発表)大会。全日本プロレスの松戸もこれまで数々のビッグマッチを開催している会場です。
77年6月14日のハーリー・レイスvs馬場のNWA世界ヘビー級選手権試合(1−1から60分時間切れ引き分け)、81年4月30日には復活インターナショナル・ヘビー級王座決定トーナメントの決勝が行われる予定で、決勝にはドリー・ファンク・ジュニアとブルーザー・ブロディが残りましたが、ブロディが4月27日、愛知県体育館での馬場戦で足首を負傷、棄権。
立会人として来日していたNWA会長のジム・クロケット・ジュニアの裁定によりドリーが不戦勝となり、トーナメント参加の残りの選手から抽選で挑戦者を選び、新王者ドリーの初防衛戦とすることになり、実弟のテリー・ファンクが当たりを引いて史上初の兄弟対決が実現、54分、ドリーがエビ固めで初防衛に成功しています。
直近では前84年11月22日、史上最高のメンバーを集めた「世界最強タッグ決定リーグ戦」の開幕戦が開催され、注目の馬場の「ミステリアス・パートナー」、ラッシャー木村が姿を現し話題を集めました。
今回は全日本、ジャパン連合になってから初の松戸とあってテレビ収録、またザ・ロード・ウォリアーズの再来日第1戦という好カードを提供しています。
メインイベントは馬場&鶴田&天龍組の全日本最強トリオとタイガー・ジェット・シン&テリー・ゴディ&マリオ・ミラノ組の一戦、鶴田とゴディは6月4日、大阪城ホールで行われるインターナショナル・ヘビー級選手権試合の唯一のテレビマッチでの前哨戦となりましたが、10分36秒、馬場がミラノをカウンターの16文キックからの体固めでフォールし、全日本最強トリオが盤石の勝利。
セミファイナルにアニマル&ホークのザ・ロード・ウォリアーズが登場、対戦相手は石川敬士とこれが「全日本プロレス中継」初登場となるターザン後藤組。マネージャーのポール・エラリングが背後に付き、手に持っていたウォールストリート・ジャーナルで合図をすると、ゴング前からウォリアーズが石川&T後藤を襲撃。
アニマルがT後藤をベアバッグに捕らえると、ホークがセカンドロープからのダイビング・ラリアット。1分25秒、ホークがT後藤を体固めに決めてウォリアーズの秒殺勝利に終わっています。
セミ前は長州力&アニマル浜口組vsダイナマイト・キッド&デービーボーイ・スミス組が激突、両チーム、スタートからリング狭しと動き回ります。
長州がスミスをサソリ固めに捕らえてステップオーバー、するとキッドが入って長州の首筋にパンチを入れてカット、浜口がフォローに入りスミスを場外に落とすと、長州がキッドにリキラリアットを見舞ってキッドも場外ヘ転落。両軍入り乱れての乱闘となりましたが10分6秒、試合権利のある長州とスミスが両者リングアウトの引き分けとなりました。
ジャパン対国際血盟軍、キラー・カーン&谷津嘉章&新倉史裕組とR木村&鶴見五郎&剛竜馬組は10分47秒、R木村が新倉をブルドッキング・ヘッドロックから体固め。
全日本対ジャパン、タイガーマスク&マジック・ドラゴン組vs小林邦昭&保永昇男組は6月5日、愛知県体育館でのマスカラ・コントラ・カベジェラ(敗者覆面剥ぎ&髪切りマッチ)を直前に控えたMドラゴンと小林がエキサイトし11分16秒に両者リングアウトのドローとなりました。
仲野信市とカナディアン・ルイスのシングルマッチは6分3秒、雪崩式ブレーンバスターからの体固めでルイスの快勝。
全日本対国際血盟軍、マイティ井上&グラン浜田組と高杉正彦&アポロ菅原組は11分34秒、M井上が国際プロレスの後輩である高杉を回転エビ固めで降しました。
全日本同士のグレート小鹿&大熊元司組の極道コンビと佐藤昭雄&渕正伸組は11分38秒、極道コンビの反則負け。
序盤は全日本対ジャパン、シングルマッチが3連発、百田義浩vs寺西勇は7分47秒、寺西がビル・ロビンソン式のワンハンド・バックブリーカーから体固めで勝ち。百田光雄と栗栖正伸は8分26秒、栗栖が回転エビ固めでフォール勝ち。川田利明vs笹崎伸司は7分51秒、川田がドリルアホール・パイルドライバーからの体固めで笹崎を破りました。
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