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2019年04月17日22:45

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ジャンボ鶴田怪物伝説(494)

84年ジャイアント・シリーズ開幕戦となった10月5日、横浜文化体育館(テレビ収録)はビッグマッチ級のカードがないにも関わらず5,400人(満員)発表の観客で膨れ上がりました。

全日本プロレスの前回の横浜文体での興行は4月25日、馬場&ドリー・ファンク・ジュニア組vsスタン・ハンセン&ブルーザー・ブロディ組のPWF世界タッグ王座決定リーグ戦で5,100人(満員)発表でしたからそれ以上入ったということなのでしょう。

これは9月21日に新日本プロレスを退団し、新日本プロレス興行に移籍した長州力以下維新軍が会場にやってくるかも知れないという期待感があったからです。

勿論、全日本プロレス側は維新軍と新日本プロレス、テレビ朝日との契約の問題がクリアされていなければ乱入などをさせる訳にいかず、全日本プロレスからは長州来場に関するアナウンスは一切ありませんでしだが、ファンは「もしかしたら!?」という期待を持って横浜文体に足を運んだ人も多数おりました。

この84年10月5日、金曜日は関東圏で全日本プロレス、新日本プロレス、UWFの3団体がシリーズを同時に開幕させ、興行戦争となりました。

選手大量離脱で危機に貧した新日本プロレスは越谷市体育館で「闘魂シリーズ」開幕戦を行っています。(テレビ生中継、観衆2,200人満員発表)

9月21日に長州、アニマル浜口、谷津嘉章、小林邦昭、寺西勇の維新軍、9月25日に永源遙、栗栖正伸、保永昇男、新倉史裕、仲野信市、9月27日にはキラー・カーンが新日本プロレス興行への移籍を発表した新日本プロレスは9月26日に猪木が六本木のテレビ朝日会議室にて記者会見を行います「大掃除が出来てスッキリした」とコメント。

「さすが猪木、よく言った」と称賛する人もいれば「猪木側にも責任はあるのにあまりに冷たい、人間性を疑う」という声もありました。

その後箱根温泉で合宿を実施し「一致団結」を誓っての再スタート。メインイベントは猪木&藤波&木村健吾組vsマスクド・スーパースター&カウボーイ・ボブ・オートン&ブライアン・ブレアー組で12分20秒、猪木がブレアーを延髄斬りからの体固めで破っています。

セミファイナルで先のブラディ・ファイト・シリーズに突如出現したストロング・マシン1&2号がザ・コブラ&星野勘太郎組と対戦、8分32秒、マシン1号が星野を片エビ固め。

維新軍サイドで試合をしていたタイガー戸口を正規軍に加入させ、カナダに修行に出ていたヒロ斉藤をヒールサイドに、高野俊二(拳磁)を正規軍に入れて人材不足を補いました。

出る人間がいれば新しい人間がデビューするのも新日本プロレスの伝統。先シリーズ8月31日、南足柄市総合体育館でデビューした笹崎伸司は新日本プロレス興行へ移籍してしまいましたが、翌9月1日、練馬南部球場特設リングでは橋本真也がデビュー。

この日の越谷大会の開幕戦では武藤敬司と蝶野正洋が共にデビュー戦で対戦、8分27秒、逆エビ固めで武藤が勝利。翌週の10月12日、久留米・福岡県立体育館では野上彰(AKIRA)がデビューしています。また、9月20日、大阪府立体育会館で猪木と異種格闘技戦で対戦し敗れた大相撲の大関小錦の実兄、アノアロ・アティサノエも新日本プロレスに入団しデビューを飾っています。
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