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2018年08月13日17:16

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ファンタジープロレスの巨匠桜井康雄さん追悼(436)

全日本プロレス86年サマー・アクション・シリーズもいよいよ大詰め。7月27日、長野市民体育館(観衆3,150人発表)のメインイベントではスタン・ハンセン、テッド・デビアス組のPWF世界タッグ王座に鶴田、天龍組が挑戦。

全日本プロレスの至宝であるインターナショナル・タッグ王座をジャパンプロレスの長州、谷津嘉章組に奪われて現在はタッグ無冠の鶴田、天龍組としてはどうしてもベルトが欲しいところです。

試合は天龍がハンセン、デビアスに延髄斬りを連打、両者場外に転落しましたが、ハンセンが場外から天龍の足を掬って倒して場外乱闘に持ち込み、鶴田も入って来て収拾がつかなくなり、11分48秒に両チームリングアウトの引き分けとなり、ハンセン、デビアス組が3度目の王座防衛に成功しています。

セミファイナルでは長州、谷津、栗栖正伸組とキラー・カーン、スーパー・ストロング・マシン、高野俊二組が対戦。6分6秒、Kカーンが栗栖をダイビング・ダブルニードロップからの体固めで降しています。

なお、7月28日、永田町のキャピトル東急ホテルにおいて記者会見が行なわれ、大相撲の元幕下力士である琴天山ことジョン・テンタの全日本プロレス入団が発表されております。

シリーズ最終戦、7月31日、両国国技館(テレビ収録、観衆11,000人満員発表)は5大スペシャルイベントとして行われています。

メインイベントはAWA世界ヘビー級王者ハンセンとインターナショナル・ヘビー級王者鶴田のダブル・タイトルマッチ。

試合は鶴田がエプロンのハンセンにロープ越しのブレーンバスターを見舞おうとしたところ、ハンセンがこれを滑り降りて鶴田のバックに回り込んでの後方回転エビ固め。16分27秒、カウント3が入り、ハンセンがAWA世界、インターナショナル二冠王者となりました。鶴田は18度目の防衛に失敗。

二冠王者となったハンセンでしたが、来日前に起きたバーン・ガニアとのAWA世界ヘビー級王座剥奪問題で、今後も全日本プロレスのリングを主戦場にしていくハンセンは帰国後、AWAのベルトを返上しています。

セミファイナルは長州vsKカーンの時間無制限1本勝負。この試合は当初、長州のPWFヘビー級王座にKカーンが挑戦する予定でしたが、Kカーンが「ベルトなんか要らない」と挑戦を拒否した為、ノンタイトル戦に変更されました。

長州がバックドロップ2連発、さらにリキラリアットからフォールの体勢へ。これを渾身の力でカウント2で返したKカーン。

長州は自らロープに飛んで、とどめとばかり2発目のリキラリアット、すかさず体固めに入りカウント3が入り16分56秒、体固めで長州のフォール勝ち。

天龍のUNヘビー級王座には谷津が挑戦、天龍がコーナーの谷津に串刺しラリアットを見舞いましたが勢い余ってそのまま両者場外に転落。12分47秒、両者リングアウトの引き分けとなり、天龍が2度目の防衛に成功。

シリーズ開幕前にタイガーマスクが「猛虎七番勝負」を行うことを発表、ファン投票により対戦相手が決められることになっていましたが、その番外編としてこの日タイガーマスクとザ・グレート・カブキが一騎討ち。

カブキはバックドロップを放ちましたがタイガーマスクはロープをキック、カブキは後頭部をしたたかに打ち付けましたが、ブリッジしてそのままジャーマン気味にホールド。両者ダブルフォールの体勢となりレフェリーがカウントを入れました。カウント3寸前で上になったタイガーマスクが右肩を上げ、13分18秒、下になっていたカブキがそのままカウント3を聞いてタイガーマスクが体固めでフォール勝ち。

カブキはこの時の試合で左手首を骨折しています。

世界ジュニア・ヘビー級王座決定戦、日本代表ヒロ斉藤vsアメリカ代表ブラッド・アームストロングの一戦は11分1秒、H斉藤がジャーマン・スープレックスホールドでアームストロングを破り初代王者となりました。

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