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2024年11月18日07:24

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ジャンボ鶴田怪物伝説(994)

88年全日本プロレス「サマー・アクション・シリーズ」は7月2日後楽園ホールで開幕。スタン・ハンセン、テリー・ゴディ、ザ・デストロイヤー、シーク・アリ、レオ・バーク、デビッド・サンマルチノ、ミッチ・スノーの外国人レスラーが参加。

ハンセン&ゴディ組が2〜3月の「エキサイト・シリーズ」以来再合体、アラビアン・ギミックのSアリは84年10月のUWF「ストロング・ウィークス」に1度だけ来日したステファン・ピットパス(ペティパス表記の文献もあり)の変身です。

バークは84年UWF「無限大記念日」以来の来日で全日本プロレスへは76年11〜12月の「スーパー・パワー・シリーズ」以来実に7年7か月ぶりの来日。カナダでは有名なレスリング一家、コーミエ4兄弟(ザ・ビースト、ルディ・ケイ、バーク、テリー・マーチン)の三男。

Dサンマルチノは84年3〜4月の「グランド・チャンピオン・カーニバルPART�機廾瞥茖看�3か月ぶりの来日。前回の来日以降はビンス・マクマホンによる新体制となったWWFに参戦、父ブルーノとタッグを組んで試合に出ましたがDサンマルチノ自体は観客から支持を得られず86年に退団。以後AWAやローカル団体を渡り歩いていました。

初来日のMスノーは67年バージニア州ノーフォーク出身の当時21歳の新鋭、学生時代はアマレスで鳴らしバージニア州とウエストバージニア州の学生タイトルを獲得、輪島大士が修行したネルソン・ロイヤルのジム出身で輪島のスパーリングパートナーを務めました。86年にノースカロライナのNWAジム・クロケット・プロでデビューしています。

先の6月10日日本武道館「スーパー・パワー・シリーズ」最終戦でインターナショナル・タッグ王者チーム、アニマル&ホークのザ・ロード・ウォリアーズを反則勝ちながら破りPWF世界タッグ王座との二冠王となった鶴田&谷津嘉章組ですが、シリーズ終了後馬場が渡米しNWA本部とPWF本部の認可のもと、2つのタイトルが正式に統合され、初代「世界タッグ王者」チームに認定されました。

7月2日後楽園ホールが開幕戦、主要日程は7月8日萩市民体育館、7月16日高松市民文化センター、7月19日後楽園ホール、7月26日金沢・石川県産業展示館、7月27日長野市民体育館、7月29日高崎市中央体育館、シリーズ最終戦は7月31日函館市千代ケ丘陸上競技場特設リング。

シリーズのタイトルマッチは7月16日高松では初代世界タッグ王者鶴田&谷津組にハンセン&ゴディ組が挑戦、7月19日後楽園ホールではフットルース、サムソン冬木&川田利明組のアジア・タッグ王座に決起軍、高野俊二&仲野信市組が挑戦。

7月26日金沢では渕正信の世界ジュニア・ヘビー級王座に仲野が挑戦します。翌7月27日長野では天龍源一郎の持つPWFヘビー級、UNヘビー級の二冠に前PWFヘビー級王者、ハンセンが2度目のリマッチを挑みます。

7月29日高崎では16日高松大会の勝敗に関係なく鶴田&谷津組とハンセン&ゴディ組による世界タッグ選手権試合の再戦が行われ、シリーズ最終戦7月31日の函館大会はグレート小鹿の地元での引退興行として行われることが決定。東京、大阪の大会場での開催はなし。

新日本プロレスとの興行戦争ですが、新日本プロレスは7月15日後楽園ホールから「サマー・ファイト・シリーズ」が開幕。先シリーズは全休した猪木が復帰。7月22日札幌中島体育センター、7月25日青森市民体育館、7月29日は2度目の有明コロシアム大会を開催、シリーズ最終戦は8月4日山梨県大月市総合体育館。シリーズ終了後の8月8日には特別興行「スーパーマンデーナイト・イン・ヨコハマ」として横浜文化体育館でワンナイト興行が開催されます。

また新生UWFは新日本プロレスの大会から2週間後の8月13日の土曜日、旗揚げ3戦目にして有明コロシアムに初進出を果たすことが決定、「真夏の格闘技戦」としてメインイベントは前田日明とオランダの空手家ジェラルド・ゴルドーとの対戦を発表。

後援にはニッポン放送がつき、チケットは即日完売という物凄さ。若者の人気は新生UWFに集中、前田は一躍時代の寵児となり新生UWFは社会現象にまでなりました。

全日本プロレスにとっては新日本プロレスが求心力が弱まっていく中、新生UWFが商売仇として立ち塞がる状態となりました。
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