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2024年09月09日05:44

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ストロング小林さん追悼最終章(804)

81年10月16日新日本プロレス大分県立総合体育館で藤原喜明と組んでディック・マードック&ハルク・ホーガン組と対戦した試合が現役として生涯最後の試合となったストロング小林。

腰痛の悪化によりリングに上がることが出来なくなっていたのが実際のところですが、欠場の理由が直ぐに明らかにされた訳ではありませんでした。

S小林の出ていない「闘魂シリーズ」後半戦はダイジェストで振り返りたいと思います。 

「俺達は新日本プロレス本隊を倒す為に、このリングに乗り込んで来たんだ、外国人選手と試合をする為じゃない、新日本プロレスとの対抗戦を組まないつもりなら試合には出ない」と10月13日の呉大会からの試合をボイコットしていた国際軍団のアニマル浜口と寺西勇、10月14日熊本大会から雲隠れした剛竜馬3選手ですが、第9戦の10月17日熊本県人吉市文化センター(観衆1,000人発表)から試合に出場。

浜口&寺西組は相手チームは新日本プロレスのヤングライオンながら前田明(日明)&平田淳二組とタッグマッチ30分1本勝負で対戦。10分5秒、浜口が平田を体固めで破っています。

剛はティム・トールツリーとシングルマッチ20分1本勝負で対戦、7分15秒、体固めでフォール勝ちしましたが、これでは雲隠れ前と何ら変わらないマッチメイクでした。

浜口&寺西&剛組のトリオが結成されるならボイコットや雲隠れの意味はあろうかと思いますが…。剛に関してはこの時は伏せられていたS小林の腰の回復具合を待って国際軍団と共闘させるつもりでいたのか…?

81年10月21日付(20日発行)の「東京スポーツ」ではレスリングウォーの年となった同年の掉尾を飾る「第2回MSGタッグ・リーグ戦」の出場チームと日程が発表されています。

出場チームは前年とは打って変わり、猪木&坂口征二組、藤波辰巳&谷津嘉章組、スタン・ハンセン&マードック組、アンドレ・ザ・ジャイアント&レネ・グレイ組、キラー・カーン&タイガー戸口組、長州力&S小林組、パット・パターソン&バッドニュース・アレン組、アファ・アノアイ&シカ・アノアイ組のザ・サモアンズ1&2号、カネック&スーパー・マキナ組、ラッシャー木村&浜口組の10チーム。

特別参加がダスティ・ローデス、ホーガン、ローラン・ボックの3選手。

開幕戦は11月20日志木市民体育館、12月8日には蔵前国技館大会が開催され、優勝決定戦は最終戦の12月10日大阪府立体育会館、2年連続決勝の舞台は大阪となりました。

国際軍団と共闘するはずのS小林が本隊の長州とのタッグでエントリーすることには非常に違和感を感じましたが、新日本プロレスのやることなので、ダミーチームがいくつか混ざっており、開幕戦までには一悶着も二悶着もあり、どうせ変更されるだろうとは予想がついていました。

次に10月22日付(21日発行)の「東京スポーツ」に「S小林が西独遠征ボイコットで失踪!マードック坂口とのタッグ拒否 新日、2つの重大事勃発で騒然!!」という記事が掲載されました。記事を書いているのは永島勝司記者です。以下引用してみたいと思います。

【鹿児島】新国際プロ軍団もう一人の大将格であり、ひたすら沈黙を守っていたストロング小林が西独遠征を無断でボイコット、突如行方不明ーDマードックが坂口とのタッグを拒否、単独ブッチャー殺しを宣告ー。20日の新日プロは二つの重大事勃発で騒然となった。

11月5日東京・蔵前国技館で猪木対R木村、怨念の再決闘が行われるが、新国際プロ軍団連日の過激な挑発行為に合わせ、ついに小林の蒸発が判明。いったい彼らの目的は何なのか。相次いで起こるミステリー事件。さらにマードックの爆弾申入れと新日プロ11.5決戦は火を噴く日米それぞれの抗争で凄まじい嵐のムードになってきた。(この項続く)
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