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2023年08月16日21:10

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ストロング小林さん追悼(476)

79年新日本プロレス「第2回MSGシリーズ」、5月23日は移動日で東北地方に移動。第24戦、5月24日、福島県いわき市競輪場駐車場特設リング(観衆3,000人満員発表)大会。

メインイベントは猪木&星野勘太郎組がアンドレ・ザ・ジャイアント&ラリー・ズビスコ組と対戦。1本目は10分42秒、両チームリングアウトで1−1。決勝の2本目は2分21秒、猪木がズビスコを体固めで破り、2−1で猪木&星野組に軍配が上がっています。

セミファイナルは決勝リーグ戦45分1本勝負、藤波辰巳とカネックの一戦。両者は前78年3月30日、蔵前国技館で藤波のWWWFジュニア・ヘビー級王座を賭けて対戦が予定されていましたが、カネックが敵前逃亡して試合が流れています。その2週間前の3月17日、大垣市スポーツセンターで行われた前哨戦では両者リングアウトで決着がついておらず、1年2か月ぶりのシングルマッチとなりました。

5月30日、大阪府立体育会館で行われるWWFジュニア・ヘビー級選手権試合を前に公式戦でシングルマッチが実現、13分11秒、両者リングアウトの引き分けとなりました。藤波は12点、カネックも12点。

セミ前は長州力とトニー・ガレアの決勝リーグ戦。北米タッグ王座挑戦が決まって気力充実の長州が7分16秒、カナディアン・バックブリーカーでガレアをギブアップさせて14点、ガレアは0点。

坂口征二&木戸修組とマサ齋藤&チャボ・ゲレロ組のタッグマッチは11分19秒、チャボが木戸を片エビ固めでフォールし、M齋藤&チャボ組の勝利。このシリーズのチャボは日本側、外国人側両方で試合をし、ベビーフェイスとヒールを上手く使い分けていた感じです。

ストロング小林はスタン・ハンセンとシングルマッチで対戦し、6分17秒、体固めでフォール負けを喫しました。上田馬之助は藤原喜明を4分7秒、片エビ固めで破り、ビクター・リベラは永源遙を9分4秒、体固めで降しています。

第25戦、5月25日、青森県弘前市民体育館(テレビ生中継、観衆5,000人超満員発表)大会。メインイベントの決勝リーグ戦(45分1本勝負)で猪木とハンセンが、2年7か月ぶりにシングル対決。

ハンセンの前回の来日である77年「闘魂シリーズ」10月4日、京都・日本正武館で対戦、9分39秒に猪木が反則勝ちしています。

試合はハンセンがパワーで猪木を圧倒、場外乱闘でもカナディアン・バックブリーカーを出して終始、攻勢。とどめとばかり左肘のサポーターに凶器を仕込んでのウェスタン・ラリアット。しかし、レフェリーのミスター高橋はハンセンがサポーターに凶器を入れるところを見ており、フォールカウントを止めました。怒るハンセンは高橋に暴行を加えて9分33秒、猪木の反則勝ち。

猪木は19点、ハンセンは12点となりましたが、試合後の談話で「試合に勝って勝負に負けた」とコメントしており、ハンセンが怪物化してきているのを実感させられました。

セミファイナルは決勝リーグ戦45分1本勝負、藤波とM齋藤の一戦。誰もが認める実力者ながら、今リーグ戦では勝ち星に恵まれないM齋藤。試合を優勢に進めましたが、18分35秒、藤波が回転エビ固めで逆転フォール勝ち。藤波は17点、M齋藤は0点。

セミ前が5月21日の諏訪湖スポーツセンターでも組まれたアンドレと木戸&永源組による1対2変則タッグマッチ30分1本勝負。4分3秒、アンドレが永源を体固めで破り、快勝しています。テレビ生中継は上記3試合を放送。

S小林は上田に4分18秒、反則勝ち。坂口はリベラを5分6秒、体固めでフォール勝ち。長州&星野組vsカネック&ズビスコ組は14分39秒、長州がズビスコを体固めで降し長州&星野組の勝利。

チャボは若手の平田淳二を10分28秒、体固めで破っています。

第26戦、5月26日、青森県十和田市民体育館(観衆3,200人満員発表)大会。メインイベントは猪木&藤波&藤原組が初のトリオを結成、ハンセン&チャボ&リベラ組と対戦した6人タッグマッチ。 

1本目は10分19秒、ハンセンが藤原を体固め、2本目は5分18秒、両チームリングアウトで1−1となり、2−1でハンセン&チャボ&リベラ組が勝利を収めました。外国人側の3選手は81年に勃発した新日本プロレスと全日本プロレスの引き抜き抗争により全員、全日本プロレスに行ってしまいます。(今シリーズ参加の上田、ズビスコも同様)

セミファイナルは坂口と上田のシングルマッチ45分1本勝負、6月2日、徳島市立体育館でのNWF北米ヘビー級選手権試合の前哨戦となりましたが、8分6秒、坂口の反則勝ち。

セミ前は決勝リーグ戦45分1本勝負。アンドレとズビスコの一戦は4分2秒、体固めでアンドレが圧殺勝利で17点、ズビスコは0点。

長州はガレアを6分7秒、逆エビ固めで破り、S小林は木戸と組んでM齋藤&カネック組と対戦、13分53秒、カネックが木戸を体固めで破り、M齋藤&カネック組が勝ちました。

第27戦は5月27日、山形県米沢市営体育館(観衆2,700人発表)大会。メインイベントは猪木&坂口組の黄金コンビがアンドレ&上田組と対戦するという豪華カード。1本目は14分5秒、坂口とアンドレが両者リングアウトで1−1。決勝の2本目は2分54秒、猪木が上田を体固めで破り、2−1で猪木&坂口組が快勝となりました。

セミファイナルは藤波とリベラのシングルマッチ45分1本勝負で5分26秒、逆さ押さえ込みで藤波のフォール勝ち。

セミ前は長州vsハンセンの決勝リーグ戦45分1本勝負。4分54秒、ハンセンが体固めでフォール勝ちし17点、長州は14点。

同じく決勝リーグ戦、M齋藤とカネックの一戦は11分37秒、カネックが反則勝ちを拾って16点。M齋藤は公式戦初勝利のチャンスでしたが、藤波とのWWFジュニア・ヘビー級タイトル戦を控えるカネックにフォール勝ちはさせてもらえなかったか?0点で黒星街道から脱出出来ず。

S小林はガレアとシングルで対戦し、8分57秒に「揺り椅子固め」で勝っていますが、資料もなくあくまで想像ですがこれはおそらくローリング・クレイドルではなく、コブラツイストからグラウンドに移行してのバナナ・スプレッド(初回の猪木戦で使用)からエビ固めでのフォール勝ちではないかと思います。

チャボは星野に13分36秒、エビ固めでフォール勝ち、ズビスコは木戸を10分5秒、首固めで降しています。
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