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2022年12月23日14:40

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ストロング小林さん追悼(351)

78年新日本プロレス「ビッグ・ファイト・シリーズ」第4戦は旗揚げ6周年記念日にあたる3月6日、埼玉県越谷市体育館(観衆2,900人満員発表)大会。 

ストロング小林はメインイベントに出場、猪木とのニュー・ゴールデンコンビでイワン・コロフ&ロン・スター組と対戦、1本目は9分54秒、S小林がスターカナディアン・バックブリーカーでギブアップさせて先制、2本目は5分28秒、猪木がスターを体固めで破り、スターから2本連取して猪木&S小林組が2−0のストレート勝ちを飾りました。

凱旋帰国の藤波辰巳の前に立ち塞がったのは「鬼軍曹」山本小鉄。試合数は少なくなっていましたが、毎日厳しい練習を積んでおり「どれだけ強くなったか、試してやる」とセミファイナルでシングルマッチ45分1本勝負で対戦しました。

新日本プロレス旗揚げメンバー同士の一騎討ち、藤波は日本プロレスでデビューして新日本プロレスに移籍するまで1年と経っておらず、野毛道場で小鉄に厳しい指導を受けており、猪木と並んで「もう一人の師匠」にあたります。

試合は12分、藤波がダブルアーム・スープレックスで投げてからブリッジしてホールドする「風車固め」で師匠・小鉄に恩返しを果たしています。

マスクド・スーパースターは木戸修と対戦し7分24秒、体固めで勝利、カネックは星野勘太郎を9分11秒、体固めで破り、藤原喜明とロベルト・ソトのシングルマッチは10分59秒、片エビ固めでソトのフォール勝ち、長州力はこの日は永源遙との同門対決で11分3秒、首固めで先輩の永源を降しています。

第5戦は3月7日、長野県更埴市体育館(観衆2,500人発表)大会。

この日もメインイベントは2日連続となる猪木&S小林組のニュー・ゴールデンコンビが登場、この日はMスーパースター&スター組と対戦、1本目は13分16秒、猪木が逆さ押さえ込みでスターをフォール、2本目は3分34秒、S小林がカナディアン・バックブリーカーでスターをギブアップさせて、この日もスターから2本連取して猪木&S小林組が2−0で連夜のストレート勝ち。

セミファイナルは開幕戦の3月3日高崎大会で藤波のドラゴン・スープレックスを食らって首を痛め、翌日から欠場していたマスクド・カナディアンが4日ぶりに復帰、この日も藤波とのシングルマッチ45分1本勝負が組まれ、14分12秒、体固めで敗れ藤波に返り討ちに遭ってしまいました。

コロフと木戸の一戦は5分24秒、体固めでコロフの勝利、後の82年、UWA世界ヘビー級王座を巡り因縁が生まれることになる長州vsカネックがシングルで初対決、9分5秒、体固めでカネックのフォール勝ち。

佐山サトルが異種格闘技戦でのマーク・コステロ以外で初めてこの日外国人レスラーと対戦、ソトとのシングルマッチで9分59秒、片エビ固めで敗れています。

アレンはこの日もタッグマッチに出場、星野と組んで木村健吾&藤原組と対戦、17分16秒、星野が逆さ押さえ込みで藤原からフォールを奪いました。

長野から東北へ。第6戦、3月9日、宮城県白石市民体育館(観衆2,000人発表)大会。

メインイベントは猪木&星野組vsコロフ&ソト組。1本目は12分5秒、日本組の反則勝ち、2本目は1分32秒、コロフが星野をカナディアン・バックブリーカー、決勝の3本目は4分7秒、猪木がソトを体固めに決めて2−1で猪木&星野組に凱歌が上がっています。

藤波はセミファイナルでスターとシングルマッチ45分1本勝負で対戦、10分34秒、体固めでフォール勝ち。

Mスーパースターは木村健を4分54秒、体固めで一蹴、S小林はMカナディアンを9分49秒、カナディアン・バックブリーカーでギブアップさせました。まさに「カナディアンにカナディアン」。カネックは木戸に9分34秒、体固めでフォール勝ち。

アレンは永源とのタッグで、長州&荒川真(ドン)組との対戦、長州とは初対決、12分30秒、永源が荒川を体固めで降しました。

第7戦、3月10日、福島県郡山市総合体育館(テレビ生中継、観衆3,500人超満員発表)大会。

メインイベントは猪木&木戸組がMスーパースター&ソト組と対戦、1本目は10分52秒、Mスーパースターが木戸を体固め、2本目は外国人組のマネージャーであるグレート・マレンコの介入で4分24秒に日本組の反則勝ち、決勝の3本目は2分3秒、Mスーパースターが木戸を体固め、日本組は木戸がMスーパースターに木戸が2本取られ、1フォール、ギブアップも奪えないまま2−1で惨敗を喫しました。

セミファイナルは前日の白石大会に続き、藤波とスターのシングルマッチ45分1本勝負。この日藤波はミーコ版の「スター・ウォーズ」のテーマ曲で入場、テーマ曲に関しては色々と試行錯誤していた時期です。

この試合で藤波は初めて場外に落ちたスターめがけ、リング上から助走をつけて、トップロープとセカンドロープの間から頭から突っ込むいわゆる「ドラゴンロケット」(トペ・スイシーダ)を披露、会場の観客とテレビ視聴者の度肝を抜きました。

厳密に言うとトペは日本初公開ではなく、メキシコ修行帰りの全日本プロレスの百田光雄が75年12月11日、日本武道館での「力道山13回忌追善興行」での帰国第1戦でマシオ駒とタッグを組み、国際プロレスの鶴見五郎&米村勉(天心)組と対戦した時に出してリングアウト勝ちをしていますが、藤波ほどのインパクトを与えるには至っておりません。最後は9分12秒、藤波が開幕戦に次いでのドラゴン・スープレックスホールド(飛龍原爆固め)でスターを降しています。 

テレビ中継はメインとセミの2試合を放送。コロフは永源を6分9秒、片エビ固めで破り、S小林とカネックの初シングルマッチは9分13秒、両者リングアウトに終わりました。売り出し中の藤波の対戦相手ではありますが、ジュニア・ヘビー級の選手なのでスッキリ勝って欲しかったです。

Mカナディアンは星野と対戦、11分43秒、体固めでフォール勝ち、アレンはこの日はシングルマッチで栗栖正信(正伸)を9分50秒、片エビ固めで降しました。

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