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2022年06月12日15:28

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ストロング小林さん追悼(156)

75年新日本プロレス「サマー・ファイト・シリーズ」後半戦、ストロング小林は年齢的にロートルの部類に入るハンス・シュミット、ブルート・バーナードのスキンヘッド悪党コンビに苦闘の日々が続きます。

7月19日、長崎県壱岐ヘリポート跡特設リング(観衆3,100人発表)大会では、猪木、坂口征二の2人を差し置き、星野勘太郎&山本小鉄組のヤマハ・ブラザーズとトリオを結成してメインイベントに出場、バーナード&ブル・グレゴリー&アリババ組と対戦しました。

1本目は16分33秒、星野がグレゴリーを回転エビ固め、2本目は1分45秒、バーナードが星野を体固め、決勝の3本目は6分7秒、S小林がアリババをエビ固めでフォールし2−1でS小林&星野&小鉄組が勝ちました。大型パワーファイターのS小林と機動力が売りのヤマハのトリオは面白い組み合わせだと思います。

猪木はセミファイナルに出場、ギルス・ポイゾンとシングルマッチ45分1本勝負で対戦し、9分38秒、体固めでフォール勝ち。坂口征二はジン・ルイスを10分56秒、片エビ固めで破り、シュミットは小沢正志(キラー・カーン)を6分50秒、体固めで撃破しています。

九州地方から中国地方に渡り、7月21日は広島県三原市古浜町特設リング(観衆2,400人発表)大会、S小林はメインイベントで坂口とのパワー・ファイターズを結成、ポイゾン&アリババ組と対戦、1本目は14分16秒、坂口がポイゾンを片エビ固め、2本目は4分3秒、S小林がアリババを逆エビ固めでギブアップさせました。

猪木はセミファイナルでグレゴリーとシングルマッチ45分1本勝負で対戦。6分25秒、アバラ折り(コブラツイスト)でギブアップ勝ち。

7月23日、和歌山県田辺市市役所裏広場特設リング(観衆3,600人超満員発表)大会でS小林はセミファイナル45分1本勝負でシュミットとシングルマッチで対戦、9分15秒、両者リングアウトの引き分け。7月18日、唐津で猪木がシングルで勝った後なのでフォール負けが免除されたか…。

しかし、翌7月24日、京都府綾部市民センター(観衆2,900人満員)大会でセミファイナルでバーナードとシングルマッチ45分1本勝負で対戦したS小林はバーナードの前に9分57秒、体固めでフォール負けを喫してしまいました。

7月25日、大阪・寝屋川市市民体育館(テレビ生中継、観衆3,200人発表)大会メインイベントでは猪木&S小林組のニュー・ゴールデンコンビがシュミット&バーナード組と対戦。この試合は新日本プロレスのオフィシャルDVD−BOX「壮絶!喧嘩マッチ列伝」に収録されており、現在も視聴可能です。

北米タッグ王座挑戦を5日後に控えたシュミット&バーナード組ですが、試合前の控室でモメたらしく、入場時から仲間割れ。先に入ってきたシュミットが後から入ってきたバーナードを殴りつけ、バーナードもシュミットの足を掬って場外に落とし乱闘となりました。

試合はそれでも成立、1本目は10分27秒、シュミットがS小林をシュミット式バックブリーカーから体固め、2本目は10分1秒、S小林が猪木とのダブル・ブレーンクローからシュミットを体固め。

試合中もところどころで仲間割れしていたシュミットとバーナードでしたが、2本目が終わった後、シュミットが「お前のせいで負けた」と言わんばかりにバーナードを殴り、バーナードも反撃、両者は相手チームそっちのけで場外で乱闘を展開。シュミットは「やってられるか!」とばかり控室に帰ってしまい、外国人組の試合放棄の裁定が下り、2−1で猪木&S小林の勝利となっています。

仲間割れの理由は互いにチームリーダーを譲らなかった為とかいう些細な話だったと記憶していますが、タイトルマッチ前に挑戦者チームが仲間割れしてしまってはタイトルマッチ本番の興味が薄れるアングルであり、恐らく、仲間割れはギミックでも、本当にソリが合わなかったのではないかと思われます。

セミファイナルは坂口がポイゾンを11分15秒、片エビ固めで破りました。テレビ生中継はこの2試合。星野とアリババのシングルマッチは7分16秒、回転エビ固めで星野がフォール勝ち。

グレゴリーは柴田勝久を9分2秒、体固めで破り、ルイスは藤原喜明とシングルマッチで対戦、6分59秒、片エビ固めで藤原を退けています。
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