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2020年07月26日23:32

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ジャンボ鶴田怪物伝説(680)

85年「世界最強タッグ決定リーグ戦」、第13戦、12月4日、福岡国際センター(テレビ収録、観衆4,500人発表)大会。全日本プロレスは大阪城ホール、愛知県体育館、福岡国際センターと大会場での興行の連戦ですが、いずれも満員マークはつかず苦戦を強いられました。

日本テレビの収録はありましたが、ゴールデンタイム放送とあって3週連続の生中継が組まれており11月27日の札幌中島体育センターに次いで、優勝戦の後に放送される総集編と夢のシングルマッチ中心の放送になっています。

メインイベントはタッグリーグ公式戦、馬場&ドリー・ファンク・ジュニア組とスタン・ハンセン&テッド・デビアス組の一戦。7月30日の福岡スポーツセンターでハンセンにフォール負けを喫し、PWFヘビー級王座から転落、タイトル戦線から撤退を余儀なくされた馬場は福岡の地でタッグでハンセンにリベンジを果たしたいところでした。

しかし、パワーで上回るハンセン&デビアス組が試合を優勢に進めていきます。ハンセンとデビアスが鮮やかなダブル・ドロップキック、馬場はたまらず場外へ転落、そこへ追い打ちをかけるようにハンセンが場外でのウェスタン・ラリアット。場外で崩れ落ちるようにダウンする馬場。リングに戻ろうとしたハンセンでしたが、救援に入って来たドリーがハンセンに場外でバックドロップ。ハンセンもこの一撃で後頭部を場外マットにしたたかに打ち付けて立てず。13分4秒、試合権利のある馬場とハンセンが両者リングアウトとなりました。

馬場&ドリー組は1勝1時間切れ引き分け2両リン、失点5の3点、ハンセン&デビアス組は2勝2両リン、失点4の4点となりました。

セミファイナルは夢のシングルマッチ、鶴田とカート・へニングが対戦、2年後にはAWA世界ヘビー級王者となるカートですが、この時はまだまだ鶴田の敵ではありません。カートのドロップキックをはたき落とした鶴田がジャンボ・ラリアットからのバックドロップ。9分27秒、体固めで完勝、まさに横綱相撲を見せています。

セミ前に組まれたのは初のシングル対決、長州力とニック・ボックウィンクルの夢のカード。せっかちなハイスパート・レスリングの長州とノラリクラリ戦法のニックでしたが、この日はニックが長州を自分の懐には入れようとせず、王者のレスリングで長州を翻弄。

ニックのロープ近くでのボディスラムを長州がバランスを崩し、もつれて同体で場外へ転落。場外で激しい殴り合いを見せましたが12分40秒に両者リングアウトの引き分けとなりました。

この日予定されていた天龍とジェシー・バーの夢のシングルマッチは天龍の腰の負傷の回復具合が思わしくなく中止、カード変更されました。

バーはハーリー・レイスと組んでマイティ井上&ハル薗田組と対戦、11分45秒、レイスがフライング・ラリアットからの片エビ固めで薗田を降しています。

腰への負担軽減の為天龍はタッグマッチに出場、大熊元司と組んで国際血盟軍のラッシャー木村&阿修羅・原組と対戦、12分23秒、原がヒットマン・ラリアットから大熊を体固めで破り国際血盟軍の勝利。

全日本対ジャパン、タイガーマスク&渕正信組vs小林邦昭&仲野信市組は12分24秒、タイガーマスクが仲野をジャーマン・スープレックスホールドでフォール。

珍しいカード、ジャパン対国際血盟軍、国際プロレス時代の先輩後輩対決、寺西勇と剛竜馬のシングルマッチが組まれ10分29秒、逆さ押さえ込みで寺西の勝ち。

ジャパン同士の新倉史裕と笹崎伸司のシングルマッチは10分56秒、新倉が変型裸絞めでギブアップ勝ち。第1試合は全日本同士、百田光雄と小川良成のシングルマッチは8分53秒、光雄が決まり手としては懐かしささえ感じさせる弓矢固め(ボーアンドアロー・バックブリーカー)で小川をギブアップさせました。
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