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2020年03月18日22:43

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ジャンボ鶴田怪物伝説(550)

85年シリーズ第2弾「激闘!エキサイティング・ウォーズ」は2月22日、後楽園ホールで開幕。

やはりここでも74年から使われ、長年全日本プロレスのファンには親しまれて来た「エキサイト・シリーズ」の名称を変更しています。エキサイト・シリーズは春の祭典「チャンピオン・カーニバル」の前の流れを決める重要なシリーズで日程的には短期シリーズでしたが、74年はジン・キニスキー、75年はNWA世界ヘビー級王者ジャック・ブリスコ、ドリー・ファンク・ジュニア&テリー・ファンクのザ・ファンクス、76年にはバーン・ガニア、77年はミル・マスカラス、ビル・ロビンソンなどの超大物が特別参加しファンを喜ばせています。(79年は「NWAチャンピオン・シリーズ」を開催しエキサイト・シリーズはなし)

81年には馬場3,000試合連続出場突破記念試合としてハーリー・レイスとのNWA世界ヘビー級王座戦が行われ、83年にはザ・グレート・カブキが凱旋帰国、そして前84年には鶴田がニック・ボックウィンクルを破り日本人初のAWA世界ヘビー級王者となっています。

ブルーザー・ブロディ、キラー・ブルックス、チャボ・ゲレロ、クラウス・バラス(ワラス)、TGストーンの外国人選手がシリーズ全戦参加。ハーリー・レイスがシリーズ中盤から特別参加。   

84年10月にテレビ東京で放送が開始された「世界のプロレス」でその試合映像が放送されたちまち話題となったアニマル&ホークのザ・ロード・ウォリアーズが待望の初来日(終盤戦特別参加)、ウォリアーズのマネージャーとしてポール・エラリングも来日しました。

全日本本隊はザ・グレート・カブキがアメリカに戻り不参加、UWA所属としてフリー参戦していたグラン浜田もメキシコに戻り不参加。

ジャパン軍団はマサ齋藤がアメリカに戻り不参加。寺西勇は2月21日の大阪城ホールで右膝の靭帯を損傷し欠場しています。

参加外国人選手のプロフィール、ブロディは前84年11〜12月の「世界最強タッグ決定リーグ戦」以来2か月2シリーズぶりの来日。前回はディフェンディングチャンピオンとしてスタン・ハンセンとのタッグで参加しましたが暴走の反則負けで優勝を逃しており、今回はハンセンと同時来日ではないものの、巻き返しを図りたく、また初来日のザ・ロード・ウォリアーズに存在感では負けなくないところでしょう。

キラー・ブルックスは81年の「第9回チャンピオン・カーニバル」&「インター・チャンピオン・シリーズ」以来約4年ぶりの来日。前回は公式戦上位7位に入りシリーズ後に行われたインターナショナル・ヘビー級王座決定トーナメントにエントリー出来ました。1回戦でテリー・ファンクに敗れましたが実力者だけにブロディを補佐し暴れまくるか!?

チャボ・ゲレロは前84年8〜9月の「スーパー・パワー・シリーズ」以来約半年ぶりの来日、前回は弟のヘクター・ゲレロと組んで「世界最強ジュニア・タッグリーグ戦」にエントリー、9月12日、水戸市民体育館での優勝決定戦でマイティ井上&浜田組に敗れ準優勝。今回は3月11日、姫路市厚生会館でM井上の持つNWAインターナショナル・ジュニア・ヘビー級王座に挑戦が決まっており、ベルトを再び自分の腰に巻きたいところです。

初来日選手が2名。クラウス・バラス(ワラス)は53年オーストリア出身で前身は柔道家。オーストリアの柔道国内大会に優勝し、76年モントリオール五輪の選考メンバーにもなりました。モントリオールでは同じく柔道からプロレスラーになったアレン・コージ(バッドニュース)と柔道で対戦した経験を持ちます。78年にプロレスに転向し、同年11月、猪木が参戦した「欧州世界選手権シリーズ」に出場し日本のファンにもその名前が知られるようになりました。

83年にはユーゲン・ウィズバーガーを破ってヨーロッパ・ヘビー級王座を獲得しています。

同じく初来日のTGストーンはモントリオール出身、国際プロレス、全日本プロレス、UWFに来日したフレンチ・マーテルのコーチを受けてプロレス入り。カナダのマリタイム地区を中心に活躍していた前座レスラー。上半身に施した刺青が不気味。後期の国際プロレスに呼ばれていたであろう、と思わせる選手でした。
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