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2019年08月02日21:42

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猪木とビンス(484)最終章

85年IWGP&WWFチャンピオン・シリーズ第9戦は5月20日、広島県立体育館(観衆4,870人発表)大会。

広島は昔から新日本プロレスに限らず、徳島と並んで集客の厳しい地域ではありましたが(現在は広島は新日本プロレス人気が定着。広島カープファンを公言して入る内藤哲也の影響努力もあり、G1クライマックスなどの主要大会を開催し満員にしている。

但し3,000人収容の広島サンプラザがメインであり、旧県立体育館の跡地に建てられた広島県立総合体育館グリーンアリーナのメインアリーナではなかなか興行が打てない)、83年の第1回(5月28日、猪木vsキラー・カーン)が8,500人発表、84年の第2回(5月18日、猪木vs長州)が8,200人発表といずれも超満員だっただけに厳しい数字になってしまいました。

メインイベントは猪木とキングコング・バンディのシングルマッチ。猪木とバンディは2月5日の愛知県体育館と2月6日の大阪府立体育会館で「賞金15,000ドル争奪ボディスラムマッチ」で対戦。名古屋は両者リングアウト、両者ボディスラム不成功、大阪は猪木が勝ちましたがバンディにボディスラムで投げられ、賞金を奪われています。

試合は猪木がバンディのパワーに苦しんだものの、コーナーに突進してきたバンディを猪木は前方回転エビ固めに丸め込み、クイックながらカウント3。9分16秒にフォール勝ちを収めました。

レフェリーに「カウントが早い」と抗議するバンディでしたが判定は覆らず。バンディは今シリーズ中の再戦を要求しました。

セミファイナルは藤波vsボブ・バックランドの注目の一戦。前回、84年8月31日、南足柄市総合体育館での対戦では藤波がキーロック(ショートアームシザース)で長時間に亘りバックランドを攻め込み、26分16秒、両者リングアウトとなり、実況の古舘伊知郎アナウンサーは「長過ぎたショートアームシザース」とコメントしていましたが、今回もキーロックを巡る攻防が見られました。

結果は13分43秒、両者リングアウトとなりました。前回の約半分の試合時間で終わってしまったのはやはりノーテレビだったからでしょうか。

18日、後楽園ホールの再戦となるヒロ斉藤がザ・コブラに挑戦したWWFジュニア・ヘビー級選手権試合。この試合は「反則、リングアウト勝ちでもベルトが移動する特別ルール」を採用。

コブラも2日前に完勝している相手だけに自信があってルールを呑んだことと思いますが、ルール適用が裏目に出たか、15分17秒、H斉藤を場外フェンス越しに投げてしまい、反則負けで王座転落。H斉藤が第11代王者となりました。

坂口&木村健吾組vsアンドレ・ザ・ジャイアント&マスクド・スーパースター組は8分19秒にアンドレが木村健をヒッププッシュから体固めに決めてアンドレ&Mスーパースター組の勝利。

ディック・マードック&アドリアン・アドニス組は高野俊二&星野勘太郎組と対戦。16分9秒、マードックが高野を体固めでフォール。5月24日、神戸ワールド記念ホールでの藤波&木村健組との新設WWFインターナショナル・タッグ王座決定戦に向けて順調な仕上がり。

アイアン・マイク・シャープ&トニー・セントクレアー組vsカネック&エンリケ・ベラ組という外国人同士のタッグマッチが組まれ、8分17秒、シャープがベラを体固めで破っています。
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