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2018年04月30日10:37

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飛龍革命〜あれから30年〜(9)

那覇大会の翌日、88年4月23日、宜野湾市体育館大会の試合前に体育館の周りをジョギングしていた猪木が左足の甲を骨折。

急遽残りのシリーズを全休して東京に戻り治療に専念することになりました。

猪木は保持していたIWGPヘビー級王座を返上、4月27日、大阪府立体育会館では藤波vsビッグバン・ベイダーのノンタイトル戦、シリーズ最終戦の5月7日(雨天の為8日に延期)、有明コロシアムでは同一カードでのIWGPヘビー級王座決定戦にカードが変更されています。

観客は5170人発表と満員には届かず。

藤波はベイダーのパワーに押され気味、リフトアップスラムで投げられダウン。

グラウンドに引き込もうとしますがなかなか乗ってこず。藤波のドラゴンスリーパーも決め手にはならず、試合は場外戦へ。ベイダーは藤波を鉄柱の前にに立たせておき、場外フェンスのドアを開けてフェンス越しから助走をつけてのベイダーアタック。

藤波は間一髪これをかわしました。勢いをつけて鉄柱にぶつかってしまったベイダーはダウン。藤波はダウンしたベイダーに延髄斬りを決めてリング内へ。

レフェリーのタイガー服部のカウントが進み、カウント20でベイダーは戻れず、12分12秒、リングアウト勝ちで藤波が薄氷の勝利を収めています。

ちなみにこの日のセミファイナルでは新日本正規軍vs旧ジャパン軍のジュニア5対5イリミネーションマッチが組まれました。

正規軍は越中詩郎、星野勘太郎、野上彰、後藤達俊、山田恵一組、旧ジャパン軍はIWGPジュニア・ヘビー級王者の馳浩、小林邦昭、ヒロ斉藤、保永昇男、佐々木健介組。

最後はベテラン小林邦が山田をジャパニーズ・レッグロールクラッチに丸め込み、旧ジャパン軍が1人残りで勝利。

藤波、木村健吾組の保持するIWGPタッグ王座に照準を定めた長州、マサ齋藤組は木村健、藤原喜明組と対戦、長州がリキラリアットでタッグ王者である木村健からフォール勝ちを奪いました。

5月5日、大垣城ホール(テレビ収録)の会場の控室に治療の為東京に戻っていた猪木が松葉杖をついて姿を現しました。

用意された椅子に座った猪木に藤波が近寄って握手。猪木は笑顔で「頼みます!」と檄を飛ばしました。

この日藤波はダブルメインイベント第1試合でマニー・ヘルナンデスと対戦。ドラゴンスリーパーで快勝。有明コロシアム決戦へ向け仕上がり好調を印象づけました。

ダブルメインイベント第2試合は正規軍vs旧ジャパン軍の6人タッグマッチ。木村健吾、藤原喜明、越中詩郎組と長州、M齋藤、馳組が激突。M齋藤がバックドロップから越中を体固め。

この日ベイダーは小林邦、H斉藤組と1対2変則タッグマッチを行い、ビッグバン・スプラッシュでH斉藤を圧殺。怪物ぶりを存分にアピールしています。
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