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2022年12月25日23:10

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映画日記『アリバイ』

7時45分、起床。天気晴朗なれど熱高し。
ワクチン接種2日目。やっぱり発熱。終日37度あたりをウロウロしてた。
昨日は映画館へ行く元気もあったが、今日は映画どころか何もする気にならない。
食事もこの日のために買い込んでおいたパンと牛乳とりんごとみかんとバナナとカップ麺で過ごす。
夕食後に少し元気が出てきたので、アマゾンで短めの映画を1本見た。

2022年12月25日(日)

『アリバイ』(1963年)
監督:牛原陽一
アマゾン・プライム

真昼の住宅街でおきた銃殺事件。
本庁から派遣された若い刑事と、所轄の老刑事がコンビを組んで捜査にあたる。
拳銃の密売屋の男が逮捕される。
しかし、男には事件当時、女といっしょに薬屋にいたというアリバイがあった。
そのアリバイが崩せないなか、事件はおもわぬ広がりをみせていく・・・・

若い刑事を二谷英明、老刑事が宮口精二。
捜査にあたる刑事たちの中には高品格の顔もみえる。
夏が舞台、刑事たちは汗水垂らして歩きまわり、雨に打たれながら張込みを続ける。
最近見た映画版の『七人の刑事』や『事件記者』のような、地道な捜査ものが好きなので、面白く見た。
アリバイ崩しの謎解きとしては、アッと驚くようなものではない。
脚本が助監督時代の熊井啓のオリジナルと知れば、よく頑張ったとおもう。
いっぽう、老刑事の執念とそれゆえの悲哀を演じた、名優・宮口精二の存在が光る。
主な悪役が陶隆、大滝秀治、郷えい治。
この頃の、蛇のような大滝秀治には、ほんとうに惚れ惚れする。
陶隆は昔のテレビ時代劇なので悪役を演じていた。とても懐かしい。
実は、彼の名をずっと「とう たかし」と読んでいたが、さっきウィキペディアをみたら、「すえ たかし」だった。
とても記憶に残っている役者だったので、今頃になってではあるが、ちゃんとその読み名を訂正することができて、なんだかうれしくなる

明日には快復してるといいのだが。


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