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2019年07月23日09:23

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習近平の思想と知恵(その2)

習近平の思想と知恵(その2)

「素早く」かつ「ゆっくり」・・改革の全面的深化に関する弁証法的思惟

2014年1月、「中央全面深化改革領導小組」第1回会議における講話より


2014年1月、「中央全面深化改革領導小組」第1回会議における講話で、習近平は「蹄疾而歩穏」ということを言った。「蹄疾而歩穏」とは、本来、ウマが敏捷かつ着実に疾駆することをいうが、現代中国語ではしばしば、事業が素早く発展しなおかつ堅実であることに喩えられる。

習近平が改革を全面的に深化させるにあたり、「蹄疾而歩穏」の必要性を提唱した意図は、「これを実行するには、悠長に構えず勇気をもって壁にぶち当たり、深く掘り下げる一方、一歩一歩足を踏みしめ、改革政策の安定性と持続性を維持し、改革がぶれないようにしなければならない」と言うところにある。

「蹄疾」によって奮いたったら、なおのこと着実に歩まなければならない。「蹄疾」でも「歩穏」ができなければ、人馬ともにひっくり返るだろう。逆に「歩穏」でも「蹄疾」できなければ、チャンスを逸し、中途で挫折してしまうだろう。「蹄疾而歩穏」は、唯物的弁証法に則った、改革開放を全面的に進化させる正しい方法でありリズムなのである。

「習近平の思想と知恵」(2018年4月、科学出版社東京株式会社)より


岩井國臣の註:習近平は、若い起業家なら誰でも知っている「蹄疾而歩穏」という流行語のような平易な言葉を使って、共産党の若き幹部候補生に向かって改革に向かう心構えを説いているのだが、「習近平の思想と知恵」(2018年4月、科学出版社東京株式会社)では、習近平の思想は唯物的弁証法に則ったものであると述べている。習近平の思想はほんものの哲学に則ったものであり、そのような指導者は世界にいない。習近平は素晴らしい指導者である。世界の人々は彼の言うことにじっくり耳を傾けなければならないと思う。

唯物的弁証法: http://www.kuniomi.gr.jp/geki/iwai/yuibututeki.pdf






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