映画を見ない日の出来事410
中山道歩き旅 8
2023年11月8日(水)
倉本駅〜須原宿〜大桑駅〜野尻宿。
本日も晴天なり。
いつものように名古屋駅発6:13発の中央線に乗る。
毎週のように6:13発に乗り、中津川で乗り換えるといつも見かける人がいることに気づく。
そのひとりが、中津川からふたつ目の坂下駅で、たくさんの高校生たちといっしょに降りる白人の外人さん。ひょっとしたら高校で英語を教えている教師かもしれない。
そして今日は、中津川から乗り込んできた女子高生と目が合ってしまった。
ぽっちゃりとして目がクリッとした娘さんだ。先週も見たことがある。きっと彼女のほうもジャージ姿(先週も同じジャージの上下だ)のヘンなジジイがまた乗ってると気づいたみたいだ。
そうこうしてるうちに、前回は夜になってしまった倉本駅に到着。
朝の倉本駅もいい雰囲気だ。
倉本駅を9:05に出発し、11:40頃に本日最初の宿場町、須原宿に到着した。
この須原宿がよかった。
奈良井や妻籠や馬篭のように観光地化していない。
それなのに中山道の宿場であったという雰囲気がかすかに残っているのと同時に、今もふだん通りに暮らしている人びとの生活感が共存していた。
※須原宿本陣跡
※振りかえると中央アルプス
※あちこちに「水船」と呼ばれる水場がある
ところで、中山道の木曽路をトレースするように幹線道路の国道19号線が走っている。したがって国道19号線の歩道を歩くことが多い。しかし全部ではない。計ったわけではないが、半分以上が昔ながらの中山道だ。
歩いてみて、その昔ながらの中山道が今も住民の生活道路として生きていることを強く実感した。
その証拠に須原宿だけでなく、前回歩いた上松宿周辺でも地域のコミュニティバスが昔ながらの中山道を走っていた。
※コミュニティバスの停留所
※生活道路としての中山道を走るコミュニティバス
閑話休題。
須原宿の西側にある定勝寺(じょうしょうじ)に立ち寄った。
思い返すと、ここが本日のハイライトだ。
見事な紅葉に何度もカメラのシャッターを押した。
このあと二度ほど道に迷ってしまった。
16:04やっとこさ本日のゴール野尻駅に到着した。
※野尻駅
※中央アルプス遠望
ログインしてコメントを確認・投稿する