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2023年01月11日21:25

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映画を見ない日の出来事362

映画を見ない日の出来事362

青春18きっぷが残っていたので、1泊2日で関西と若狭を回ってきた。

1日目 1月9日(月)

7時43分に名古屋を出発し、関西本線で奈良にやってきた。
奈良はけっこうな回数訪れているが、どうしても見学できないところがある。
世界遺産にもなっている元興寺(がんごうじ)がそれ。
地図も持たず適当にあたりをつけて歩き出したら迷ってしまい、結局たどり着けなかったり、寺の前まで行ったのに閉門直前だったりと、いわば鬼門だ。
今回は観光案内所で地図を入手したこともあり、迷うことなく元興寺に到着。
500円払って、境内に入った。
同じ世界遺産でも広大な敷地に建つ豪華絢爛な東大寺や興福寺と比べれば、小さくて地味。拝観者も数えるほど。
国宝の極楽堂と禅室、いずれも私のような素人が見ても、小粒ながら端正でシャキッとしている。
映画にたとえるなら、東大寺や興福寺が総天然色のシネマスコープなら、元興寺はモノクロのスタンダードサイズだ。
それも、きっちりとピントが合っているといった風情。
派手さはないが、とても良かった。

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 極楽堂

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 禅室

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屋根瓦には飛鳥・奈良時代のものもあるという


続いて転害門(てがいもん)。
以前、友人とハイキングで平城宮跡から奈良へと続く佐保路を歩いたとき、時間がなくてコースのゴールとなる転害門をカットしてしまった。
心残りだったので、この日あらためて立ち寄った。
たくさんの車が行交う幹線道路に面し、立ち寄る人は少なく、まわりで近所の子どもが遊んでいた。
こちらも大きなものではない。
映画『羅生門』のセットのほうが立派だ。
しかし、1300年余り、風雪に耐え、ただひたすらこの地に立ち続けていたのかとおもうと、なにやらしみじみとしたものを感じた。

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この日は京都へ移動し、文化博物館フィルムセンターで木下惠介監督の『破れ太鼓』(1949)を見た。
京都泊。


2日目 1月10日(火)

終日乗り鉄。
京都から山陰本線で綾部へ。綾部から舞鶴線で東舞鶴へ。
東舞鶴から小浜線で敦賀へ。
敦賀から北陸線で米原に出て、東海道本線で名古屋に帰ってきた。
小浜線で雪景色を期待したが、積雪なし。
ただ、ときおり見える日本海がとてもきれい。

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小浜線沿線は、じっくりと見て回りたいところだ。



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元興寺の室寒桜(むろかんざくら)


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