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2021年05月16日21:44

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映画を見ない日の出来事295

映画を見ない日の出来事295

朝起きたら曇り空だった。
五月晴れという言葉があるのに、今月に入って快晴の日が一度もないような気がする。
五月晴れどころか、今朝のニュースで、東海地方が梅雨入りしたとあった。
何だよ、それ!!ホント腹が立つ。
そのうち雨が降ってきたので、本日も映画館へ行かずじまい。。
やることがないので、録画しておいたヒッチコック監督の『知りすぎていた男』を見た。
冒頭で、オーケストラの大きなシンバルがジャ〜ンと叩かれる。
あっ、この映画見てたわ。
てっきり未見だと思っていたので、がっくり。
そうはいっても、ほとんど忘れていたので、最後まで見てしまった。
ドリス・デイが♪ケセラセラ〜と歌うのは、この映画だった。

見終わって、ネットでNHKBSプレミアムで放送される映画のラインナップを眺めてたら、6月分にドリス・デイ主演の『カラミティ・ジェーン』が出てきた。
カラミティ・ジェーンという名前は10代の頃から知っていた。
当時購読してたキネマ旬報に、推理作家の都筑道夫が連載してたエッセイのタイトルによってだ。そのエッセイのタイトル名が「辛味亭事苑」だった。
当時、辛味亭事苑が焼肉屋じゃなくて、カラミティ・ジェーンのもじりということを何かで知ったのだが、そもそもカラミティ・ジェーンが何なのか、あるいは何者なのか、さっぱり分らなかった。
なんとなく女性名のような気がして、しばらくのあいだ女吸血鬼の名前だろうとおもってた
カラミティ・ジェーンが何者なのか知ったのは、30歳代になってからだ。
カラミティ・ジェーンは西部開拓時代に名を馳せた女ガンマンだったという。
このとき、ついでに彼女が登場する映画があることも知った。
来月放映される『カラミティ・ジェーン』がその映画のようだ。
ところで、今日の今日まで、カラミティ・ジェーンを演じたのはモーリン・オハラかジェーン・ラッセルだろうと思っていた。
都会的で線の細そうなドリス・デイとはおもってもみなかったので、驚いた。
とはいえ、なにか釈然としないものがあったので、あらためてモーリン・オハラとジェーン・ラッセルをネットで検索してみた。
すると、モーリン・オハラははずれだったが、ジェーン・ラッセルは大当たりだ。
ジェーン・ラッセルは、ボブ・ホープ主演の西部劇コメディ『腰抜け二挺拳銃』(1948年)でカラミティ・ジェーンを演じていたのだ。
きっと『腰抜け二挺拳銃』について書かれた文章を、どこかで読んでいたために、記憶がごっちゃになっていたのだろう。
ちなみにネットの記事によると、『腰抜け二挺拳銃』の主題歌「ボタンとリボン」は、ドリス・デイの「ケセラセラ」と同様に、アカデミー賞の歌曲賞を受賞していた・・・・・

あれ、「ボタンとリボン」って、ジョン・フォード監督とジョン・ウェイン主演の西部劇に出てくる歌じゃなかったっけ????

どうも、頭の中が梅雨入りしたみたい。




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