2020年6月10日(水)
『デッド・ドント・ダイ』(2020年)
監督:ジム・ジャームッシュ
名駅・ミッドランドスクエアシネマ
ジム・ジャームッシュのゾンビ映画。
本作に登場するゾンビというのが、生前に白ワインが好きだったら「シャルドネ、シャルドネ」、コーヒー好きなら「コーヒー、コーヒー」と、好物を口ずさむという設定だった。
なんとなくゾンビがボケ老人におもえて、ちょっとこわい。
なにがこわいかというと、自分がボケてしまったら、無意識にとんでもない言葉をわめきちらしそうで、そのことがこわい。
わめくにしても本作をまねて「カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・ソーヴィニヨン」なら、かっこうがつくが、「※●△■※」なんてことを言いだしたら誰も面倒をみてくれないだろう。
なんて、くだらないことを考えながら見ていた。
映画自体は、まあ〜、珍品。
先週見た『スノーピアサー』に続き、ティルダ・スウィントンが怪演。
今回も日本刀を振りまわす葬儀屋という、わけのわからない役だ。
この女優さんは、ホント面白い。
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