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2020年04月28日22:07

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映画日記『エル・ドラド』

2020年4月28日(火)

『エル・ドラド』(1966年)
監督:ハワード・ホークス
NHKBSプレミアム

初見。
ジョン・ウェイン&ロバート・ミッチャム主演の痛快西部劇。
ジョン・ウェインが早撃ちの流れ者ガンマン。
ロバート・ミッチャムはエル・ドラドの町の保安官。
ふたりは古くからの友人だ。
このふたりに、口の悪い保安官助手の爺さんと、ジョン・ウェインが旅の途中で知りあったナイフ投げの青年が加わる。
互いの意気に感じた男四人が、エル・ドラドに巣くう悪徳牧場主と彼に雇われたならず者たちと死闘を繰りひろげていく・・・・

途中で、ロバート・ミッチャムが失恋のために、四六時中ウィスキーの壜を抱え込んだみじめな男に成り下がってしまう。
男四人の設定が『リオ・ブラボー』の二番煎じのような気もするが、それを言うのは野暮というもの。
とにかく面白かったのだから、文句なし。
それに、好漢と酒浸りの零落男の組み合わせというのは、たとえばワイアット・アープとドグ・ホリディ、あるいは『昭和残侠伝唐獅子仁義』の花田秀次郎と風間重吉のように、グッとくる男映画の定石だ。

見どころというか、見てて「あれっ?!」とおもったシーンがひとつあった。
それは、馬上のジョン・ウェインが、群がる悪党たちに銃を向けるシーンだった。
ふつうだったら、一発二発ぶっ放し悪党たちがひるんだすきに、馬を半回転させて一気に駆け出すはず。
ところが、銃をかまえたジョン・ウェインを乗せたまま、馬がゆっくりと後ろへバックしだした。
いわば馬のバック運転というのは珍しいとおもう。


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