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2018年07月15日07:39

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リズム論(その22)

リズム論(その22)
第2章 中村雄二郎の「リズム論」 (その14)
第3節 「リズム論に基づく生活」について(その1)

1、リズム論に基づく生活とはどんな生活か?(その1)


中村雄二郎のリズム論からすると、私たちは、日常の生活において、どのような習慣を身につければいいか? それを考えてみたい。

まずご理解いただきたいことは、『「祈り」は「リズム」である』ということである。私たち日本人の多くは、自宅の仏壇や神棚の前で祈る習慣がある。この習慣が大事であって、私は、この習慣によって日本人としての感性が養われると考えている。

自宅の仏壇や神棚の前で祈る場合、特定の宗教教義に関係なく、ただひたすら亡くなった者の成仏を祈ったり、先祖に守っていただくことを願ったりするだけである。これは日本の多神教の姿そのものである。日本らしい姿である。

自宅の仏壇や神棚の前で祈る日常生活を続ける中で、近所のお地蔵さんや道祖神や庚申さんに線香やお花を上げると良い。これも多くの人のやっていることである。


次に、これも多くの人が日常的にやっていることだが、 仲間と飲んだり食ったり話し合ったりすることが重要である。コミュニケーションは響き合いであり、これは「リズム」である。したがって、その仲間が日本人であろうと外国人であろうと日本人としての感性が養われる。しかし、その仲間が日本人のみの場合、通常、多くの人は自己主張をしないので、日本人としての感性が養われる度合いが強い。


以上二つの事柄は多くの人がやっている通常の生活習慣であり、皆さん方に違和感はないだろう。しかし、これから述べることはやや違和感があるかもしれないが、私のやっている生活スタイルであり、「リズム論に基づく生活」の代表的なものあるので、この際皆さん方にお勧めしたい。


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