習近平政権の新理念
中国共産党は31日の政治局会議で、5年に1度の党大会を10月18日に北京で開くと決めた。報道では、「2期目に入る習近平国家主席は、側近の登用や自らの政治思想を盛り込む党規約改正などを実現させ、一段の権力集中をめざす。」とされているが、これは当然のことで、私は誠に喜ばしいことであると考えている。習近平の世界平和を志向する政治思想とその道筋がはっきりする。私は、習近平の全体的な権力のもとで世界平和を志向する政治を力強く進めてもらいたいと考えているのだ。
10月の党大会にタイミングを合わせるかのように、最近、「習近平政権の新理念」・・・人民を中心とする発展ビジョン(胡鞍鋼、2017年9月13日、日本僑報社)という本が出た。党大会では、中国政治の重要課題に関する決定が行われるが、注目されるのが、経済の「新状態」の下で進められる中国の新ガイドライン「六大発展理念」だという。習近平ブレーンの第一人者である胡鞍鋼(清華大学教授)が、新ガイドライン「六大発展理念」( イノベーション、調和、グリーン、開放、わかち合い、安全)についてわかりやすく解説しているのだ。
新ガイドライン「六大発展理念」は素晴らしい。このようなものは中国以外に世界にはない。しかし、私たち日本人もそうだが世界の多くの人は、何を言っているのかと思うだろう。こんな夢みたいなことを言って・・・と思うだろう。しかし、中国共産党は、習近平指導の下、現実の政策の中でその「偉大な夢」を実現しようとしているのだ。これは素晴らしいことではないか。
では、 習近平政権の新理念についてその骨子を説明しよう。
http://www.kuniomi.gr.jp/geki/iwai/syuukin3.pdf
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