購入したので観賞。『ラ・ブーム2』(La Boum 2 1982)おもしろかった。デカルトの心身2元論は遥か彼方の昔から廃れ、さいざんす、サイエンスとテクノが前世紀から席巻し、カラックスギャスパーのトランスボディの1元論へ、背徳と恍惚とタブーとラヴがトラブルに愛憎帯びながらボディがイコールにひしめく、それに比したら本作品はとても健康優良児。清々しいジュブナイルがコンテンポラリーにあるのである。本作品、商業映画としてオーディエンスを魅了するけど(1と2どちらもフランス国内400万人以上のオーディエンスが観たという当時のメガヒット)やはりエディティングが次から次へと、というか、矢継ぎ早、というか、次のショットへ行くのがモタモタせずの転換が、ある意味、気持ちいい。最初観たときは、ソフィマルソーよりもお母さんのブリジットフォッセイに魅力を感じたものの、本作はやはりエイティーズ、日本では薬師丸が日本全国をその魅力で席巻したようにソフィが仏蘭西を虜にしたに違いないことちがいない、と違いなく理解する。音楽の付け方が、なにか角川映画のそれと似ている。エイティーズのサウンド技術の特徴か。また、皆を魅力した魅力、誇張した表現で見せているとはいえ、当時の15、16歳のあるあるか、遊びや悩みやそんなところも若人が魅力に感じたのかもしれないし、仏蘭西文化風俗もふんだんに視せ聴かせそれも素敵にトレヴィアン、それだけではなく、夫婦の事情や親子の事情のあるあるもライト感覚ながらもディープなところも視せ聴かせ、ファミリーのオーディエンスも気持ちをシェアできるところあり、だからさ、娘さんも彼氏もパパもママも、と幅広い層のオーディエンスを魅了したのであろう。1をその後にかつて観たけれど、そこまではおもしろくなかった。けれど、1も400万人以上の仏蘭西国内動員数、だから2を製作することできたわけだけれど、オーディエンスの感覚は十人十色、貴方はきっとたのしめるはずかも。
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