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2025年12月02日16:47

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彼女たちの関係 覚え書き


☆彼女たちの関係(À la folie / 6 Days, 6 Nights  1994年)
 *だいぶ前にレンタル落ちのを購入しそのときも観たけど再見。ベティブルーのベアトリスダルとニキータのアンヌパリローの共演であるがゆえ、レンタル屋さんでレンタル落ち見つけOh! これ観なきゃと即購入、だけれど、最初に観たときはダルく感じた記憶、それにたぶん、照明などでなにか演劇的空間なものを感じ、当時は私的に映画作品においては自然光を好んでいたではないかな、だからダメだったような記憶である。ずっと記憶のなかでは部屋のなか演劇的空間が続く形で、そのぶん、窮屈さを感じたように思える。が今回の再見では、巴里の風景もちゃんと表されているし、それが解放感にもなるし、きっとカラックスとノエを観ていたからだろうか、演劇的空間にもさほど感じられなくなり、おもしろさありなんとなる。
 *ナイマンの音楽がナイマンしていて印象付ける。
 *ダルとパリロー演じるシスターズ、ふたりが情動型であること、家から出ていく或いはアパートから階段を駆け下りてゆく姿に表される。ベティブルーとニキータに通じる情動である。しかし、ベッソンとベネックスに表される意味不明性ないし不条理性ではなく、ふたりの行動には理由があること表される。されど、キュリスの描く人物たちにはやはり、女性ならではな、男性の理性の範疇にはないもの輝いている、それにしても、キュリスの『ペパーミントソーダ』は観たいね。ウェスアンダーソンがこの作品に魅了されているようである。
 *中盤のスタジオ荒らしや騙しや恋人奪いや脱出トライなど姉妹の愛憎関係は過剰に表されるものの、キュリスは女性性をちゃんと描いているのだろう、友情や愛情と常に女性の関係性をそのテクストで描いて来ているようだし、観たことないけれど、『ペパーミントソーダ』や『女ともだち』なんか、知らんけど。
 *でも、ラストはちょっと、、とはなる。この頃はエイドリアンラインは『危険な情事』やバーホーベンは『氷の微笑』やシュローダーは『ルームメイト』など官能スリラーが流行った時代。その流行に沿って、ダルとパリローを担ぎだして顔合わせつくり話題を持たせたようなセンスをラストに湧いて起こる。



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