コールミー・バイ・ノーネームのエピソード1と2おもしろかった。あとで、各回のタイトルを見ると、恋人の証明とか善意の証明とか呪いの証明とか、なんだか角川映画みたいだな。照明も暗く設定され、それはサスペンス仕立てにフィットして、と同時に、まだ20歳ぐらいである少女がゆえの心的不安と生理的/身体的不安定の世界を表現するのにいいのかもしれない。けどこっちも不安になるなる。友人たちと学食での会話での明るさとコントラストされる非日常感のふたりの世界。暗さばかりでなく明るさも表されるが、ふたりの世界にも超現実観と日常に行き交うセンスあらわされる。ゴミ捨て場で発見されるコトハはなんだか映画空気人形のペドゥナみたいだし、出会いそのものが異界ものの如し。でも、それがメグミの主観だけ、想像の世界とはならないよう、コトハは同じ大学の学生で、メグミの友達もコトハのことをなんとなく悪い噂で知ってる設定。そして本作の主体的なものでいえば、コトハを発見するメグミであろうし、彼女の外側の謎がコトハがいて、そして我々にはまだ語られないメグミの内側の謎が、彼女が抱え持つ記憶かトラウマのように、震える手や掌に血やフラッシュされる彼女が表される。ある種のダークファンタジー、なにか豊饒な感覚に欠けるが、せっかくBOX買ってしまったので目が離せない!
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