首おもしろかった。赤い褌で結ばれた薔薇族ブラザースにして毒々した人間リレーションシップな内容であり、様相は黒澤カラー期の後期なセンス(特に、後半の方。カット割りや雨が乱や夢やオーガストラプソディやまーだだよのようで黒澤している)。木村祐一がまずはトリックスターにして目撃者/語り部的配置としてあり、獅童がそれを受け継ぐ形となり、それもいなくなると、首はどこへと羽柴勢からしたら行方不明。左から、ただ棒立ちの如水とボケとツッコミの庶民性旺盛な羽柴兄弟ら立ち位置オッケイな三バカトリオ、武士的マナーを大事にし肉欲も大事にする(赤い褌もある種、武家的社交界のマナーのひとつでもあるかのよう)明智ら、それにかなりぶっとんだセンスゆえに天下をとったであろう信長や家康がカーニバルにハンニバル。木村祐一カッコよかった。目撃者/語り部の彼の眼差しから、やはり庶民派優先なセンスであろう。羽柴兄弟や獅童らが例え、マナーを重んじる明智よりもゲス/下衆であっても。首/マナー/形式を蹴る秀吉のラストにそれは表される。
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